2018年

12月

17日

ハウステンボス 中国の投資会社「フォースン」の出資受け入れ、経営主体は変わらず!

ハウステンボスも星野リゾートトマムと同様、経営主体は変わらず

(大前研一ニュースの視点 12月14日)
 
 
昨日に続き、大前研一氏のメルマガのニュースです。
ハウステンボスは3日、中国の投資会社「復星集団(フォースン・グループ)」から約25%の出資を受け入れました。中国人観光客の取り込みを強化するといいます。フォースンは2015年に星野リゾートトマムを買収しています。
フォースンはレジャー関連事業に進出しており、資金を投入して、運営はこれまでどおり星野リゾートやハウステンボスが行うという構図を取るといいます。
 
【全文】
ハウステンボスは3日、中国の投資会社、
復星集団(フォースン・グループ)から
約25%の出資を受け入れると発表しました。
フォースンがHISや福岡企業5社から株式を取得するもので、
観光事業で世界展開をするフォースンと組み、
ハウステンボスは中国人観光客の取り込みなどを強化する考えです。

フォースンは2015年には星野リゾートから
星野リゾートトマムを買収している非常に積極的な企業です。
ヘルスケア事業を中心に大きな資金を作り、
今はレジャー関連事業に進出してきています。

星野リゾートトマムを買収した後も、
実際の運営は星野リゾートに委託するという方法を取っており、
今回のハウステンボスへの出資にあたっても
同様の方法を採用するのではないかと思います。

星野リゾートトマム(当時の名称は「アルファリゾート・トマム」)は
関光策氏が開発に着手してその歴史をスタートさせました。
気温はマイナス20度に達することもある厳しさで、
山の作りもスキー場としてそれほど優れているとは思えません。
それを星野リゾートが大規模な資金を投じてリニューアルしました。

星野リゾートトマムにしてもハウステンボスにしても、
フォースンが資金を肩代わりしてくれるのであれば、
経営は今まで通り自分たちでやれば良いのですから、
ありがたいことでしょう。

 

2018年

12月

16日

ニセコが外国人に人気で、開発が進むのは自由に開発できるからだ!(大前研一)

ニセコ開発が進むのは再開発の自由度が高いから
(大前研一ニュースの視点 12月14日)
 
 
日本の中で素晴らしいスキー場は数多くあるなか、ニセコだけが外国人の注目を受けるのは「再開発の自由度が高い」のが大きな理由と大前研一氏がメルマガで指摘している。
従来のスキー場は”全体を作り直すのが非常に難しい”、ゆえに”再開発の自由度が低い”。
ニセコは千歳から移動に2時間近くかかり、交通の便が悪いのにも関わらず人気するのは、高級リゾート地として一から開発されたからだ。既存の観光地は、既得権益もあり簡単には再開発できないのだという。
 
【原文】
日経新聞は2日、『外資に買われる「ニセコ」』
と題する記事を掲載しました。
北海道の倶知安町とニセコ町にまたがる
ニセコ地区の不動産投資が加熱しています。
パウダースノーを求めて世界中から
スキーヤーが集まることに加え、
ホテルやスキー場で働く外国人も増加し、
ペンションやアパートが次々に建てられています。
地元ではインバウンド消費は歓迎するものの、
過度な開発が豊かな自然を損なう
との懸念も浮上しているとのことです。

倶知安町は地価上昇率が高く注目を集めている地域ですが、
私は現在の地価は「上がり過ぎ」だと感じています。
ニセコ以外にも北海道の中に良いスキー場はたくさんあります。
もっと東京に近い地域に目を向ければ、
越後湯沢、志賀高原、野沢なども、
ニセコに負けず劣らず良いスキー場だと思います。

その中で、なぜニセコがこれだけ注目を集めて開発されているのか?
というと、再開発の自由度が高いというのが大きな理由です。
ニセコは千歳から移動に2時間近くもかかりますし、
その途中非常に気温が下がる場所もあり、
利便性が高いわけではありませんが、
比較的自由に開発できるという点が
他のスキーリゾート地に優っています。

逆に、越後湯沢、志賀高原、野沢などの従来のスキー場は、
山の上の方にぐちゃぐちゃに固まってしまっていて、
全体を作り直すのが非常に難しい状態です。
ゆえに再開発の自由度が低く、ニセコを超える
ポテンシャルを持ちながら活かせていません。

越後湯沢駅の周辺など複数のスキー場がありますが、
バラバラに運営されていて、
お客を引っ張り合っている状況です。
だからそれぞれが行き詰まり、経営も傾いている状態です。
もし再開発が可能なら、私は200億円くらいあれば、
越後湯沢の町をまとめて再開発することができると思います。
2015年に北陸新幹線が開通した飯山駅の近隣にある
野沢温泉スキー場も、せっかくの新幹線開通という機会を
活かすことなく終わっています。

もしこれらの地域で再開発を自由にやらせてくれるなら、
1000億円規模の資金を投じても良いという人はいるはずです。
そうすると、カナダのウィスラーや
オーストリアのアールベルクのような
ハイエンドのスキーリゾートまで
視野に入れて開発できるでしょうし、
ニセコのみに開発が集中することもないはずです。

現在のニセコの地価やマンション価格は高すぎて、
私に言わせれば、全くお勧めできませんが、
マレーシアや香港などの外国人が資金を持ち込んでいるので、
日本としては外からお金が入ってくる
という点では良いのかも知れません。

2018年

12月

15日

中国人が食生活の中で意識していること!(越境ECと訪日経験のある方のアンケート)

中国人の食に対する意識と支出金は? 食に最もお金をかける性別と世代が明らかに

(やまとごころ 2018.12.07)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/28868/
「食に対する意識」は、中国人と日本人では違いがあるようだ。
中国人は、1位「水分を2リットル摂る」、2位「野菜・海藻・キノコ類を多く摂る」、3位「朝食をきちんと摂る」、5位「1日3食食べる」など、食事のバランスや栄養に意識する一方で、「食べ過ぎ」「糖質、脂質の過剰摂取」に注意するは下位になっている。
中国人の越境ECの傾向も、健康食品やインスタント食品が上位だという。
【ポイント】
訪日中国人が滞在中に購入する品目の中でかなりの割合を占めるのが食品だ。
化粧品の次に多く購入される品目である菓子類は帰国後の越境ECでも2位となっているほか、インスタント食品や健康食品も人気の品となっている。
中国人の食に対する意識と支出金に関する調査を(株)ヴァリューズが行った。
越境ECの経験があり、過去1年間に訪日経験のある中国人4,112人からアンケートを取った。
食生活で意識していることは、1位「水分を2リットル摂る」、2位「野菜・海藻・キノコ類を多く摂る」、3位「朝食をきちんと摂る」となった。食事のバランスや栄養に意識する一方で、「食べ過ぎ」「糖質、脂質の過剰摂取」に注意するという項目は下位となった。
男性30歳未満と女性24歳以下では「1日3食食べる」が上位にあり、若い世代において食事回数に対する意識が高い。男性30歳以上では「栄養バランスを考える」が上位にあり、女性35歳以上では「野菜・海藻・キノコ類を多く摂る」が「水分を2リットル摂る」より上位にある。
年代が上になるほど、食事の質を考慮に入れる人が多い。
食品への支出金額は、40歳以上の支出額が最も小さく、大きかったのは男性の24歳以下となった。
訪日中国人の3割が菓子類を購入しているというデータがあり、友人やパートナーへの食品ギフトに支出が回っていることが考えられる。
若い中国人カップルが購入する食品ギフトに日本での支出を期待できるとしている。

 

2018年

12月

14日

海外通販サイトからの購入経験は約半数が経験 モバイル端末での購入が世界の決済額の3割!

越境ECによる購買動向を調査、タブレット・モバイル決済が3割。海外通販サイトでの購入は半数が経験

(やまとごころ 2018.12.12)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/28440/
自国製品に買いたい商品が無いと海外通販サイトで買うことになるのだろう。
中東(70%)、アフリカ(62%)。アイルランド、オーストリア、イスラエル(約80%)が海外通販サイトをで定期的に利用しているという。人気商品は、洋服・靴(68%)、家庭用電化製品と玩具(53%)となった。
モバイル端末によるショッピングは、中国53%、インド48%、アメリカ45%。購入額は世界の決済額の30%に上っている。モバイル端末による越境ECからは目が離せない。
【ポイント】
商業者向けに海外の買い物客の購買動向調査のペイパルが、越境ECグローバル調査を実施した。31ヶ国の3万4000人以上を対象に、国内・海外のオンラインショッピングの利用方法と、その理由について調査した。

約半数の消費者が海外通販サイトで買い物をしていると回答。中東(70%)、アフリカ(62%)。アイルランド、オーストリア、イスラエルは約80%が海外通販サイトで定期的な買い物をしている。
人気商品は、洋服・靴で68%、家庭用電化製品と玩具がそれぞれ53%となった。

モバイルやタブレット端末によるショッピングが拡大し続けており、中国53%、インド48%、アメリカ45%となっている。
モバイル端末による購入合計は世界の決済額の30%に上った。
インド、アルゼンチン、フィリピンといった開発途上国でもeコマースが順調だ。年間成長率はそれぞれ42%、40%、26%増加している。

ペイパルを利用した越境決済額には年間ペースで著しい伸びがあり、2016年から2018年にかけて49%の増加。
ペイパルによると、競争力のある価格設定、独自の商品、自国通貨のオプション、セキュリティと安心感のあるショッピング体験がビジネス拡大に繋がるとしている。

 

日本のクルーズ船利用者がインバウンド・日本人とも過去最高!