みんなの経済新聞

『みんなの経済新聞』ってご存知だろうか? ターミナル駅を中心に「ビジネス&カルチャーニュース」を発信しているwebニュースだ。
大阪には、「梅田」「なんば」「あべの」「京橋」それぞれの経済新聞があり、関西にはその他に「烏丸」「奈良」「神戸」「姫路」「びわこ大津」、そして「伊勢志摩」に経済新聞がある。
国内には58エリア、海外も4エリアを展開しており、まだまだ増殖中だという。
 
「みんなの経済新聞」は、2000年に「シブヤ経済新聞」がスタートしている。  
渋谷区の最新情報について話をしてくれと、地元FMラジオから声がかかった「シブヤ経済新聞」編集長の西氏は、地域の情報が求められているとの思い、FMラジオへの出演をきっかけに「シブヤ経済新聞」をスタートさせた。これまで掲載した記事の数は9000にもおよぶという。
 
「なんば経済新聞」の編集長の後藤氏は、27歳の時にシブヤ経済新聞の西氏と出会ったという。
そして30歳の時、Webサイトの企画・制作の会社を起業した時、関西の経済新聞は、京都の「烏丸」のみだった。大阪に経済新聞を作らないかと声をかけられ、大阪なら“大阪っぽい”ところに作りたいとの本部の意向で、難波に作ることとなったという。 
しかし、「なんば経済新聞」も、当初は認知されていないため、取材も断られるなど苦労したそうだ。
今は、「取材してください」と言われるようになり、Yahoo!のトップ記事にも取り上げられるようになったというが、苦労も多かったようだ。
 
「経済新聞」と書くので、日経新聞のような記事を連想される方もいるが、皆の興味を持っていそうな情報を、ちょっと先回りして伝達するとのスタンスだという。
ストック情報(ポータルサイト)ではなく、フロー情報(ピックアップ)の発信を目指しており、立ち位置は「街の記録係」「ハッピーニュースのセレクトショップ」だという。
 
「観光」における“ストック情報”は、定番コンテンツを発信する自治体や観光協会が運営するサイトになるのだろう。では「観光」における“フロー情報”とは何だろうか…。  “フロー情報”の「観光」は、街なかにある旬の情報になる。これの情報を発信しているのは誰なのか? これは個人の情報でしかない。まち歩きやバルなどの情報は、団体毎の努力で発信されているが、これらを集約した情報が無い。何故か? 収益につながる構造が無いからだという。
圧倒的多数が個人旅行を楽しむ時代を迎え、観光のフロー情報が求められているが、収益構造にならないから情報発信する仕組みが生まれないという。個人旅行を楽しむ方が、フロー情報を求めているという仮設が正しければ、需要を満足するサイトは必ず社会に求められることだろう。
私は、『観光のWikipedia』のように、みんなで創るサイトを実現させたいと思っている。


http://namba.keizai.biz