『ななつ星in九州』の旅 ⑨

友人Qさんの、「ななつ星in九州」の旅のレポート⑨を転載させていただきます。
添付している新聞記事には、“由布院観光事務所の初代事務局長 結婚記念日 妻と帰郷”との見出しで、大歓迎されているさまが書かれている。
Qさんは、由布院で一世一代の大事業に関わった。その喜びが15年経っても続いている。
本当に羨ましいと思う…

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【由布院駅に到着】
 
今回、最も楽しみにしている由布院駅に到着する。

昨年11月に「ななつ星ファーストゲスト当選」の知らせがあった時、すぐに電話をしたのが
由布院温泉「亀の井別荘」の中谷健太郎さんだった。

「ホ、ホントかへー。わしの周りに当たったなんて言う人は一人もおらんでぇ。運が強いなー」
「そりゃそうですよ!そうでなきゃ由布院観光総合事務所の事務局長を勤めるようなこともなかったでしょう」と答えた。
 
静岡県に戻って15年になるが、由布院への里帰りを一度も欠かしていない。
しかし、今回「ななつ星」に乗って由布院に入るのは格別な思いが湧いてくる。
由布院駅ホームは人だかりだった。由布院駅は磯崎新の設計だが、人を迎える由布院の入口たる駅にいきなりゲートがあってはならないとの考えで
、改札口が設けられなかった。
九州の観光列車の先鞭となった「ゆふいんの森号」が到着時も、
駅員総出で、お客さまの手から直接に切符を受け取っている。
今回は切符も持っていないが、見物客の整理に駅員さんは大童のようだ。
 
駅舎内に入ると、“溝口薫平さん”“桑野和泉さん”ら多くの顔見知りが満面の笑みで迎えてくれた。
「Qさんお帰り」との声がかかる。最も嬉しいひと時だ。
翌日(10月16日)の西日本新聞にこのことを報じられていた。
 

平成10年3月26日、大分合同新聞が小生の送別会を記事にしていただいた時から15年の月日が流れている。
由布院駅前の風景は、以前より整えられ変わってきてはいるけど、
お互い歳を重ねたものの、かつての仲間に囲まれることが何より嬉しかった。
ゆっくり話をしたかったが、駅前にはすでに「ななつ星」専用バスが待っていた。
 
(つづく)