「訪日外国人旅行者の意向調査」②

日本政策投資銀行が、アジア8地域の「訪日外国人旅行者の意向調査」の結果②をご紹介します。
今回は、旅行先に「日本を選んだ理由」「情報収集方法」に的を絞りました。
 
○旅行先に「日本を選んだ理由」は、「日本食」:初回51%、2回以上58%、「日本の景観」:初回55%、2回以上55%、「温泉」:初回45%、2回以上47%、「日本の文化・歴史」:初回47%、2回以上45%、が上位を占めている。また、「治安が良い」:初回31%、2回以上40%、「ショッピング」:初回27%、2回以上35%も続いている。
 
○旅行前の情報収集は、「旅行ガイドブック」:初回42%、2回以上50%、「旅行専門雑誌」:初回34%、2回以上45%、「日本政府観光局HP」:初回28%、2回以上38%、「旅行会社HP」:初回26%、2回以上32%、「友人」:初回27%、2回以上29%、「個人のブログ」:初回23%、2回以上29%、「トリップアドバイザー等のクチコミサイト」:初回22%、2回以上24%、「sns・Twitter」:初回12%、2回以上15%となっている。
旅行ガイドブック等の紙媒体の存在が大きく、政府観光局のHPの存在も大きいようだ。
クチコミ・ブログもそれなりの評価を受けているが、ブログでの情報収集が圧倒的と聞いていたものとは異なる結果のようだ。
 
○訪日後の情報収集は、「旅行ガイドブック」:初回36%、2回以上43%、「無料旅行情報誌」:初回31%、2回以上35%、「無料パンフ」:初回28%、2回以上32%、「観光案内所」:初回36%、2回以上29%、「旅行専門雑誌」:初回25%、2回以上27%、「ホテルの従業員」:初回19%、2回以上28%、「日本政府観光局HP」:初回17%、2回以上26%、「旅行会社HP」:初回18%、2回以上19%、「トリップアドバイザー等のクチコミサイト」:初回10%、2回以上13%、「sns・Twitter」:初回9%、2回以上13%、「地域の観光協会HP」:初回8%、2回以上13%、「個人ブログ」:初回8%、2回以上13%となっている。
 
日本に着いてから決めたものでは、「買物スポット」:初回38%、2回以上42%、「食事スポット」:初回35%、2回以上43%、「観光スポット」:初回26%、2回以上32%、「宿泊場所」:初回11%、2回以上16%と、観光場所や宿泊に着いては訪日前に決めており、買物や食事は訪日後に決めているようだ。
 
旅行前と旅行後の情報収集の動向には違いがあることが分かる。また、初回の訪日より2回目以降の訪日のほうが自由な行動を楽しんでいる様子も読み取れる。
そして情報収集手段は、旅行ガイドブックや情報誌等の紙媒体の存在が依然根強く、今回の調査ではnetで情報収集する傾向は高くなかった。netを活用している人へのインターネット調査の結果からすると意外だというしか無い。
Net情報環境を充実させる必要性は変わらないが、訪日後や航空機内での観光フリーペーパーの存在が大きい結果となっている点は注目に値する。
 
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/etc/pdf/book1312_01.pdf