『東大寺大仏殿』の建築様式と仏像!

『東大寺大仏殿』を建築様式から眺めたレポートと、仏像から眺めた「奈良に住んでみました」さんのレポートをお届けします。

 

◎じっくり眺める天竺様『東大寺大仏殿』<建築編>

◎仏様をじっくりお参り『東大寺大仏殿』<仏像編>

 

奈良の大仏さまがおわす『東大寺』。

そのお住いである、世界最大級の木造建築『大仏殿』(国宝)も、中国・宋の技術を取り入れた「大仏様(または天竺様)」という、独特の建築様式の素晴らしい建物です。

頭上は高く抜けていて、柱と梁と貫の交差が延々と続くような不思議な感覚が味わえます。

 


●大仏さまの開眼供養が752年。東大寺大仏殿はその後の758年

●1181年、平重盛の南都焼討ちで焼失。後白河法皇や源頼朝の支援で、1185年に大仏開眼法要、1190年に再建された大仏殿の落慶法要が営まれた

●1567年、三好・松永の戦いにより、大仏殿は焼失。徳川綱吉や、その母・桂昌院などの寄進により、1691年に大仏さまの修理が完成。1709年に大仏殿も再建された

 

現在の大仏殿は江戸時代のものです。高さ・奥行きは創建当時のサイズのままですが、間口(横幅)は、「11間(約86m)」→「7間(約57m)」へと狭まりました。天平時代には今の1.5倍!も幅があったというのですから驚きますね。

 

『東大寺大仏殿』には、ご本尊・奈良の大仏さまはもちろん、八角燈籠の音声菩薩、大仏殿前の賓頭盧尊者像、脇侍の虚空蔵菩薩坐像・如意輪観音坐像など、さらにはお線香立ての台座の邪鬼や、八本足の蝶まで多彩です。

 

大仏さまの迫力に忘れられがちですが、改めて注目してみたいものです!

 

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