どうするの災害時のトイレ!

7月25日の「下水道展」の『災害時のトイレ ⇒ 下水道の使い方フォーラム』に参加しました。

 

災害時のトイレ問題は、水・食料に次いで重要だということを再認識しました。

自宅で被災した時の自助努力は、トイレ問題の場合、7日程度みておかなければならない。

仮設トイレも、いろいろ問題があることを認識しておかなければならないのだと感じました。

 

・ トイレに行きたくなる人の割合は、3時間以内が31%、9時間以内が78%にのぼる。

・ しかし仮設トイレが設置されるは、東日本大震災の事例で、3日以内が34%、14日以内は79%と復旧に時間がかかる。

  (災害基本法では自助3日と規定されており、南海トラフ沖地震であれば自助7日間といわれている)

・ 水が使用できなくなるとトイレも使用できない。(コンビニやオフィースも使用できない)

・ マンションなどのトイレも同様。汲み置きの水を使って流した場合、上階からの排水が1階のトイレから溢れるようなこともある。

   ※ 給水の受水槽がある場合、貴重な水を水洗に使用してしまって後で気がつくという事例もある。

・ 仮設トイレについての知識が重要。基本はビニール袋に用をたして、水分を吸う新聞紙や薬剤を入れる。

   ※ 小便はペットボトル等でどこかに処分するほうがよいかもしれない。

   ※ 大便は上記のようにビニール袋に入れる。また水分を含んでいるので水分を吸う新聞紙等を入れる。これを所定の場所に仮置きする。

・  仮設トイレの設置については、阪神淡路大震災で75人に1基で不満が出なくなったという報告がある。

   国際的には、1次避難所で50人に1基という基準もある。 

  男女比は1:3(女性のほうが使用時間も長い)

・ しかし仮設トイレは不衛生で汚いため、女性ほどトイレに行くのが嫌がり、水分や食事の摂取を控える傾向がある。

・ 仮設トイレの利用が増え、異臭がし、屋外でウンチ、オシッコをする人が出て、不衛生になる。

・ マンホールトイレという仮設トイレもある。これは行政が学校などに設置しているもので、プールの水を使用して排水したり、貯留式のものがある。

   ※ 阪神淡路大震災ではマンホールに木組みして排泄するのが有効だったという話もある。

・  東日本大震災では性事件も発生しているので、防犯ブザーを配布した。

・  不衛生になるので、ノロウィルス対策も必要。(手洗いの励行、アルコール消毒)

・  災害トイレ用webサイト(http://www.toilet.or.jp/dtinet/)がある。