地域おこしの本質 (「海の京都」の取り組みから)

「海の京都」で知った地域おこしの本質 〜避けては通れないコンパクトシティー化〜
(日経ビジネスオンライン 10月14日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20141009/272350/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt

・「海の京都」を手掛けている京都府の幹部の方が
 「『仕掛け』だけでは、本当に持続的な地域おこしにはならない。まずは、地元の方々が本当に地域のことを好きになること。もっと言えば、自分の子供たちに、『東京や大阪に出ろ』と言うのではなく、自信を持って、『地元に残れ』と言えるようになることが不可欠だ」と話された。

・小山薫堂さんが熊本で「くまモン」のキャンペーンを始めた時、最初に手掛けたのも、熊本県民自身が熊本の良さを再発見するというビデオ作りだった。地元の方々が、地元を愛する。それが地域内部で「何かをやろう」というネットワークを作り、強くしていった。

・多くの地域の地域おこしが、一過性の話題作りの仕掛けだけで終わってしまうのは、しつこくやり続け、仲間の動きを相乗作用で強めていく「地域内部での運動ネットワーク」が欠けているケースが多い。

・2040年までに20~39歳の女性が50%以上減少する自治体は消滅の危機に瀕する。この消滅する可能性が高い自治体は、全市町村の約5割、896自治体に上る。

・人口減少の危機が迫るなか、どう素早くコンパクトシティーを作り上げるかがカギとなる。
 コンパクトシティーを可能ならしめるのは、地域内部での相互信頼のあるネットワークであり人である。

・「海の京都」プロジェクトも、当初の観光促進を目的とする動きから、今後は地域医療圏内での棲み分けや協力関係強化、あるいは公共交通網の再整備といった段階に進んでいくと言われている。