オリンピックを機に『日本の文化』を発信しろ!

日本人よ!秘宝は隠さず、どんどん見せよ
見せて知られてこそ価値がある、「国立日本美術館」の必然性
(日経ビジネスオンライン 11月14日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131112/255782/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt


そうか… 我が国には国立西洋美術館などはあるが、国立日本美術館はないのか。
上山信一氏は、「隠していないで発信しろ」という。
オリンピックを機に、全国の寺社、名家から作品を借りて、美術・文化を世界に発信するのは面白い!

【ポイント】
・ルーブル美術館にやってくる年間入館者数は972万人にものぼる。
・ネットで手軽に映像で見られるとなると、逆に本物を見たい気持ちが生まれる。
・スペインのビルバオは造船でにぎわった街だがすっかりさびれ、1997年、グッゲンハイム美術館を誘致し、アートの街に生まれ変わった。
・我が国の場合は一部を除き、まるで魅力のない県立や市立の博物館や美術館があちこちに放置されている。

・美術館・博物館は、公立、私立を問わず、よほどのキラーコンテンツを持つか、イベントをやり続けない限り黒字にならない。
 国内外を問わず、支出の約2割分しか入場料収入ではカバーできない。
・ミュージアムは、単体収支だけだとたいていは赤字だ。ミュージアムに集まる人がもたらす消費、外部経済効果も計算に入れるべきだ。
・21世紀は美術館・博物館など文化施設のもとに人が集まり、その周辺にファッション、デザイン、イベントなどのソフトな産業が育つ。

・西洋美術は、外国の作品だから日本が保有する数に限りがある。
 日本美術は国内にたくさんあるが、美術館でなく皇室を含む名家や寺社の倉庫に眠っている。ご開帳の時だけありがたく拝観させる。
・全国の国公立の美術館・博物館では10年間に所蔵品のわずか2割くらいしか展示しなかった。
 コレクションをお互いにもっと自由に貸し借りできるようにすればよい。
・もうひとつは『尖がる』ことだ。アニメなら三鷹の森、麻酔なら神戸(麻酔博物館)、寄生虫なら目黒、と唯一無比のものを誘致する。
・アニメやジャズのように殿堂的な場が生まれると、巡礼需要が生まれる。。
 「ネール・ミュージアム」やシェフが集まる「キッチン(台所用品)ミュージアム」も考えられる。
・注目ジャンルは現代美術だ。亡くなった作家に比べると作品はまだ安い。作家に企画や展示に協力してもらえる。トークショーなども併催できる。
 草間彌生、村上隆、奈良美智、会田誠、山口晃など世界的スターも多い。

・我が国には、国立西洋美術館があり、国立科学博物館があり、東京国立博物館がある。ところが国立日本美術館はない。
・おりしもオリンピックである。これを機に国立日本美術館を作れないのだろうか。展示室は和室とし、コレクションは全国の寺社、名家から借りる。
 オリンピックが終われば全国ミュージアム連合のネットワークでぐるぐる回していく。