KDDIの無料Wi-Fi導入の戦略!

訪日客の足跡を金の卵に KDDIの無料ネット戦略 
(日経新聞 12月11日)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80741610Q4A211C1000000/

無料Wi-Fiの共通化が進むようで大歓迎だ!
ハードの条件が整ってくれば、次は外国人の目線で作られたコンテンツの作成になる。


【ポイント】

・訪日外国人観光客を狙ってKDDI(au)は外国人観光客向けにWi-Fiインターネット接続サービスを強化する。

 子会社のワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が運営する全国24万カ所のアクセスポイントに無料で接続するためのアプリを11日から提供する。
 近隣店舗の案内や割引クーポンの配信だけでなく、利用履歴を基に行動傾向を集計・分析し、観光業向けのデータとして積極的に活用する。

・NTTブロードバンド・プラットフォームが「ジャパン・コネクテッド・フリーWi-Fi」という無線LANサービスを開始している。
 空港やJR・地下鉄の駅、セブン-イレブンの店舗内を中心に9万1000カ所で無料接続できる。
 接続時にパートナー企業・団体のポータルサイトを表示するなどのサービスも展開している。

・KDDIグループ以外に、ドン・キホーテやビックカメラ、マツモトキヨシなどの小売り、小田急電鉄や東京都交通局、日本航空、沖縄県、京都市、神戸市、アクセンチュアやジェーシービー、ぴあなど14社・団体が参画しており、トライアルを経て15年7月以降に本格サービスする。
 サービス名は「トラベルジャパンWi-Fi」。
 対象とする端末は米アップルのiPhoneやiPad、米グーグルの「アンドロイド」を搭載したスマートフォンまたはタブレット端末だ。
 利用にあたっては無料アプリをインストールする必要がある。

・端末の言語設定などを基に、外国人と判断するとWi2が運営する公衆無線LANのアクセスポイントが無料で使える。
 利用者がWi2のアクセスポイントに近づくだけで端末がインターネットに自動接続する。
 Wi2は無料無線LANを使うことでより広くデータを集め、地域や時期、旅行者の国籍を問わない網羅的な分析を可能にすることを狙う。
 氏名や携帯電話番号、メールアドレスなどの情報も収集しない。ただし端末固有の「MACアドレス」を収集する。

・アクセスポイント接続時には、近隣店舗のクーポンを自動配信する。
 クーポンの配信条件は言語や時刻・地点などによりきめ細かく設定でき、利用者に応じて配信言語を変えたり「モーニング限定」「ハッピーアワー限定」といった形のクーポンを配布したりすることも可能。

・接続可能なアクセスポイント数は、アプリを導入した段階で6万カ所で、パートナー企業が配布する追加コードを入力すれば24万カ所に増える。
 航空会社やカード会社が会員向けに追加コードを配布して差異化したり、小売店舗が追加コードを店頭で配布して集客を図ったりすることを想定。

・Wi2はクーポンの配布、追加コードの発行、分析データの提供の3つでパートナーから費用を徴収し収益源とする。