無料Wi-Fi「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」の現状と課題!

海外からの旅行者が抱く最大の不満「無料Wi-Fi」を整備する動きが加速
――旅行者の位置・購買情報マーケティングも
(ダイヤモンドオンライン 12月25日)
http://diamond.jp/articles/-/64132

これまではWi-Fiが設置されていなかったので、Wi-Fiを設置し、使えるエリアを拡大していくフェーズだったが、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のようにシームレスに使える環境を広げ、外国人旅行者が求める情報をいかに分かりやすく提供していくかが求められる。

【ポイント】
・ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が17のパートナー企業・自治体とともに「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを立ち上げた。
 (アクセンチュア、沖縄観光コンベンションビューロー、小田急電鉄、キャナルシティ博多、京都文化交流コンベンションビューロー、KDDI・沖縄セルラー電話、神戸市、ジェーシービー、東京都交通局、ドン・キホーテ、日本航空、パナソニック、インフォメーションシステムズ、ぴあ、ビックカメラ、マツモトキヨシ)
 12月12日から訪日外国人旅行者を対象にフリーWi-Fiサービスの提供をスタートしている。
 外国人観光客が無料で利用できるのは、KDDIとその子会社であるWi2が提供している全国約24万ヵ所のWi-Fiスポット。
 「au Wi-Fi SPOT」と同じアクセスポイント数となる。

・NTTドコモも「docomo Wi-Fi for visitor」という有料(1週間900円、3週間1300円・税別)サービスを提供している。

・既存のサービスは、どこでWi-Fiが使えて、どのアクセスポイントに接続すればいいのかがわかりにくい。
 初期設定も容易ではない。
 接続の回数や時間に制限があり、別のエリアに移動すれば、再設定が必要。

・「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリは、AndroidとiOSのどちらにも対応し、英語、中国語、韓国語、タイ語をサポートしている。
 このアプリをダウンロードしておけば、全国約24万ヵ所のWi-Fiスポットに容易く接続できる。

・来日直後、最初にアクセスできるのは全国約24万ヵ所の一部に相当する「Wi2ベーシックエリア」に限定される。
 外国人旅行者は17の企業・自治体のサイトや店舗、施設などを利用し、そこで入手できる「プレミアムコード」をアプリに登録して初めて、すべてのスポットを利用可能となる。

・このプラットフォームはアクセンチュアが開発したもので、今後のマーケティングに極めて有効となるデータを収集する。
 アプリのダウンロード時に外国人旅行者は本人同意のうえ、国籍や性別、年齢など個人情報を入力する。
 どこのWi-Fiスポットに接続したのかが記録され、GPSがオンになっていれば位置情報も送信される。

・パートナー企業のうち日本航空は、日本までの航空券を購入することが前提となっており、
 パートナー企業が旅行者に対して積極的にアプローチして、「プレミアムコード」入手のハードルを下げることが必要だ。