観光特需の関西ホテル業界

“外国人びいき”反省し始めた大阪のホテルも…ビジネス客のしっぺ返しが怖い 特需はいつかなくなる

(産経新聞 6月4日)
http://www.sankei.com/west/news/150511/wst1505110003-n1.html


※ 訪日外国人観光客が増えることは関西の経済にとってとても大切なことだ。
  ただ、ビジネスホテルの宿泊料まで高騰するのには悩ましい。
  訪日外国人観光客はまだまだ増えるので、ホテルの新設など需要に追いつく必要はあるし、
  おもてなしの質の向上も求められる。
  しかし、いくら需要と供給で決まるとはいえ、ビジネスホテルの価格が大阪で1泊4万円超、東京で8万円は異常だ!


【ポイント】
訪日外国人の急増で関西のホテル稼働率が高止まりし、宿泊代が高騰している。
急激な需要増に各社は1室に宿泊できる人数を増やして対応するほか、開業も増えてきた。ただ一方で浮き沈みが激しい外国人特需への依存を危険視する声も上がっている。

予約がまったく取れないと出張でお越しの国内のお客さまにお叱りを受ける。
大阪第一ホテルの1~3月の平均宿泊稼働率は98%とほぼ満室。
ツインルームにソファベッドを入れ、全460室の4分の1を3人泊まれるトリプル仕様にした。

関西では訪日外国人特需を見込んだ新規開業も増えてきた。

国内外の情勢で大きく需要が変動する外国人客に依存する体質はリスクが高い。
外国人観光客のマナーの悪さも取り沙汰されており、「宿泊客が外国人ばかりという印象も、国内の客足を遠ざけかねない」

大阪のビジネスホテルが1泊4万円超を出し、東京で同様のホテルが8万円を付けた。
大阪市内のあるホテル総支配人は「高すぎると客も納得できないし、二度と使ってくれない」と安易な値上げに否定的だ。