日本の美術館が一流になれない理由!

集客世界一でも日本の美術館が一流になれない理由
(日経ビジネスオンライン 6月6日)


観光スポットは都市の中心部から離れたところにあるケースが日本では多いようだ。
美術館も少し離れたところにあるとの指摘だ。
観光が世界の標準GDP9%を目指すなかで、大切な示唆が書かれていると思う。


【ポイント】

日本の美術館は絶対的に後発の施設なので、都市の周辺部に建てられる傾向がある。


美術館の場合、空調は21度±2度以下、湿度は50パーセント±3パーセント以下ほどに保つ必要があります。
人間のためではなく、美術品保護のためです。

日本の場合、美術展のマネジメントを担っているのは主催する大手新聞社や放送局の文化事業部なんです。
美術館側は学芸的なことや美術展の運営に特化してしまっている。
美術館側にマネジメントができる人材が育たない。
欧米諸国に比べると、非常に不健康な状態だと思います。

国公立の美術館の場合、自前の展覧会は非常に少ないのが現状です。
大半は大手新聞社が資金を出して、それで展覧会を回していく「ブロックバスター」というスタイル。

美術館は社会貢献事業という見方もありますが、当然、展覧会という投資に対するある程度のリターンも考えなければなりません。