仁徳陵を一望する展望デッキの計画案ができた!

仁徳陵を屋上から一望 百舌鳥古墳群ガイダンス施設基本計画案
(産経新聞 6月26日)

http://www.sankei.com/region/news/150626/rgn1506260091-n1.html


仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」を世界遺産にする動きに不自然さを感じていた。
航空機の上からでないと全貌が見えない仁徳陵に、本当に観光客が来るのかとの思いだった。
そして、やっと隣接地に展望デッキができるという!
多分、宮内庁の「古墳を庶民が見下ろす」ことへの反対を押し切るのに
大変な努力が伴ったことも推察できる。

展望デッキができたら、次は展望デッキ内や周辺に古墳時代を実感できる施設が必要だろう。
学術的検証も大切だが、見て分かりやすく楽しい施設が求められる。
そして、レストランやカフェで仁徳陵の緑を見ながらくつろげる施設になってほしいと思う。


【記事全文】
堺市は「仁徳天皇陵古墳」の西側に隣接する大阪女子大学跡地(堺区大仙町)に平成31年度末のオープンを目指している「(仮称)百舌鳥(もず)古墳群ガイダンス施設」の基本計画案を明らかにした。
7月中に市民から案への意見を募り、8月に基本計画を決定する。

仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」の、平成29年の世界文化遺産登録に照準を合わせた周辺施設の整備計画。

市によると、約1万5千平方メートルの敷地に延べ約4千平方メートルの施設を建設。
建築費は20億円程度を想定しており、市民や企業などからも寄付を募る。

高さは風致地区制限の15メートルまでに抑えながら、仁徳天皇陵古墳を仰ぎ見て、木々に覆われた墳丘の稜線(りょうせん)を一望できる展望デッキを屋上などに設けるのが特徴。

映像や体験型展示なども合わせ、築造に膨大なエネルギーをつぎ込んだ世界有数の巨大王墓のスケールや古代国家形成の姿、1500年以上にわたって守られてきた文化遺産としての価値などを観光客らに理解してもらうことを目的としている。

近くの市博物館では出土遺物などを公開。最寄りのJR百舌鳥駅周辺は再開発を進めて観光案内や飲食、物販など受け入れ態勢の充実を図り、中世の遺産が数多く残る旧堺市街地とセットにした観光戦略を描いている。

市世界文化遺産推進室では「古墳は3世紀中ごろから6世紀後半にかけて日本列島に20万基も造られた。仁徳天皇陵はその代表であり、大小の古墳が集まる百舌鳥古墳群が世界に類をみない重要な遺産であることを国内外の方々に体感してもらえる施設にしたい」としている。