中国上海株乱高下で国内観光に影響か?

上海株乱高下 国内観光業に警戒感 中国人客見通せぬ先行き
(産経新聞 7月10日)
http://www.sankei.com/economy/news/150709/ecn1507090055-n1.html


中国もバブルがはじけているようで、当然だが「爆買い」などの中国人観光客の動向に影響が出てくるのだろう…


【記事全文】
急落、乱高下と不安定な動きが続く上海株をめぐり、日本国内の観光産業が警戒感を強めている。今年に入り訪日中国人客による高額・大量消費「爆買い」や各地のホテルを埋め尽くす「爆宿」などの現象が顕著となり、ホテルや運輸業界は活況を呈していた。中国市場の急変で、旺盛な需要の先行きにも不透明感が漂ってきた。

「今後、訪日中国人客の数が減れば、影響を受けるかもしれない」

こう警戒するのは訪日客向けツアーが好調なバスツアー会社「はとバス」(東京都大田区)だ。昨年7月~今年6月の訪日客向けのツアー客数は前年同期比23%増で23年ぶりに8万人を突破した。現時点で大きな影響は出ていないが、先行きは見通しにくい状況だ。

ホテル業界にも不透明感が漂う。ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営する共立メンテナンスは「株価の動向次第で影響が出るかもしれない。営業サイドも敏感になっている」と打ち明ける。

各ホテルの宿泊予約は国内外の仲介業者を通すことが多く、これが先行きをさらに読みにくくしているという。

航空業界では現時点で大口のキャンセルはなく、予約も引き続き堅調だ。中・小型機中心で運航する中国路線は、普段から搭乗率が高く、表向きの影響は限定的だ。

ただ、航空大手は「関心を持ってみている」(全日本空輸)、「動きを注視している」(日本航空)と口をそろえる。旅行客数は景気の動きより遅れて変化するため、観光業界では「もう少し様子を見る」(JTB)との姿勢が大半だが、各社とも当面、国際市場の動きをにらんだ対応を強いられそうだ。