今井町は日本の「まちづくり」発祥の地や!

梅香語録(1)今井は日本の「まちづくり」発祥の地や

(tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/d413a8e521b348122c38b7ca494866eb


奈良県今井町の若林さんも本物の町おこしバカの一人だ!
和装の衣装と白い顎鬚が似合う物静かな人物だ。
そして、今井町は日本の「まちづくり」発祥の地! そして今も息づいているまちだ。
若林語録、学ぶ点が多い…


【ポイント】
・町には先走りするバカとそれを支援する若者、これらが組み合わさったら町は起きる。
・今井町は全国で町並み保存をするきっかけとなった町や(1975年の文化財保護法改正により、重伝建制度が創設された)。
 これだけの規模(の街並み)が残る町は、ヨソにはない。
・奈良県が自然条件に恵まれていることに、県民自身が気づいていない。
 「どんな天災が来る」いうのを全部知り尽くした上で、一番安全と認められる所へ都を置いている。
 本来、自然とうまいこと調和できる能力を進化させるのが文明や。
 川いうのは、ほどほど危険承知でも、寄らんことには水もらえないから、接する限界まで近づいて川の恩恵を受ける訳や。
 それより近づく人は、危険を承知で「流されてもしゃあない」言うことで(自己責任で)入る訳や。
・天然水は家庭で飲むなら良いけど、人前に出すときは 60 度以上で煮沸せな提供でけへん。
 汲んでくるエラさ(大変さ)、煮沸せなあかんエラさを乗り越えて、さりげなくお客さんに出せたら、これがホンマもんやねん。
・行政はどうしてもインスタントの観光に目が行く。
 そやけどオレは「保存と経済の両立」を観光に求めたくない。「まちづくりは人づくりから」を信念にしとる。
・(イベントについて)意見聞いたら、普遍的な(優等生的な)意見を言うから、トーンが下がる。そしたらヨソと同じものになんねん。
 灯火会を単なる一過性のイベントにしてしまった。これを1週間~1ヵ月続けることができたら本物になるのだが…
・国際都市いうたら「世界の人を受け入れるために、水洗便所を作らなあかん、何せんなんあかん」言うけど、
 その前に、向こうから喜んで来はる人に「日本の文化を何で体験させてあげないんや」と。 
 これは(今井町で提供している)お粥さん(茶粥)の原点や。
・富山の友達を呼ぶとき、家内に「お粥さん、食わせてやってくれ」いうた。
 海辺の富山の人間に大和で最高の刺身出したかって、それは獲ってから1日たった古いもんや。
 にいるから刺身はご馳走やけども、富山の人が大和に来て刺身食いたいと思うか?
 オレは「大和のお粥さんは、おもてなしの宝や」言うてる。それやのに「若林は、お粥さんみたいなもんでカネを取ってる」と言う人がいる。
・見えない所に汗を流す人が少なくなった。
 まちづくりはブームが去った時、ブームに乗っていた他人(ひと)らだけが去る。
 そのあと残った町の人らが「残った人間で、どのように町を残さんなんのか」をしっかり考えなあかん。
・昔から観光で食ってる所は、観光で食って行かなあかん。
 これから新たに観光で食うなら、まちづくりじゃないねん。
 町を材料に使わず、観光で食うのが一番手っ取り早い方法、周辺地域の景観や観光資源を使った観光をしたいのや。
・今井は泊まらせるだけでええんや、晩ご飯食べさすだけや。今井を「見せる」必要はないねん。古い佇まいの中で「生活」をさせたったらええ。
 この狭い今井で観光や言わんと、ここを基地にして飛鳥へ連れて歩けばええねん。今井では2 泊も3 泊も泊まれる。それが観光や。
 観光土産を売ったのだけが有難いと考えるからおかしいんや。 ここへ親戚100人が帰ってきても構わへんのや。
・(今井町は)「物マネをする町やない、物マネさせる町や」