豊岡市(城崎温泉)の訪日外国人への取り組みは凄い!

豊岡市の真野副市長の『城崎温泉』を中心とした訪日外国人への取り組みの紹介は刺激的でした! (文責:星乃)
(NPO法人ツーリズム研究機構設立記念シンポ 7月10日)


真野副市長は京セラ出身者であるが、『本気』を感じさせてくれる。
「リスクを恐れずチャレンジすることが大切」と言い切り、通常の行政では考えられない事業を短時間の中で実現されている。
今後は『広域連携』と話されており、今後の動向が楽しみである。
いやあ、気持ちの良いテンポでお話しされたので満足度が高かったです。


【講演要旨】
◎訪日外国人への取り組み (浴衣姿の外国人の城崎温泉)
・  定住人口一人当たりの経済効果に対し、外国人なら7人分の効果がある。
・  外国語板『旅館予約システム』、観光看板(英語版)、観光マップ&ガイドの設置、指差し表などを整備した。
・  「城崎を何で知った」かの質問に対し、『ロンリープラネット』の「ベスト温泉」で検索され、外国人宿泊客が倍増したことが分かった。
  (フランス向けは『ミシュラン』が重要)
・  「ミシュラン・グリーン・ライナー」というツアーを、ミシュランや地元バス会社とともに開催し、ミシュラン社長や市長が参加した。
・  城崎は欧米系のお客さまが多いので、ロンドンやフランスの旅行博に出店した。
・  ロンドンで開催された「ワールドトラベルマーケット」のアジアブースのなかでも、日本のブースはとても狭い。
  インバウンド獲得のためのPRが足りないことがよく分かった。努力すればまだまだインバウンドを獲得できると確信した。
・  城崎の外国人観光客は、2011年1118人、2012年4732人、2013年13877人、2015年6月までで12018人(1年間で倍として24000人)と急増している。
・  民間からJTBと楽天トラベルから人材を派遣してもらった。そしてイギリス人にも協力してもらった。
  イノベーション = 多様性が組織を変容させる。
・  リスクを恐れずチャレンジすることが大切。
・  トリップアドバイザーの「外国人に人気の温泉地」で19位を獲得した。
・  城崎温泉の旅館も『やる気+熱意』を示した。
・  外国人観光客おもてなし相談室を設置した。旅行プランなどの相談も翻訳している。
・  少しの英語の会話でも大きな成果につながるので、コミュニケーションにチャレンジしましょう。
・ 英語力より笑顔が一番大切です。


◎ネクストを目指して
・  広域観光(隣接観光協会と連携・関空からの観光ルート)やロングスティにチャレンジしている。
・ ご来光ツアー、竹野浜のジオカヌーなどの魅力を高める取り組み。
・  ワンストップショッピングとして、1カ所で相談から予約まで行える。(宿泊、交通機関、金融、体験プログラム)
・  関空からの京都の玄関口である、京都駅30番31番ホームにPRコーナーを設置する。
・  リアルの販売・PRとwebによる販売・PRの両方を展開する。
 

◎最後に・  ミラノ国際博覧会に本館のシンボル「コウノトリ」に決定しました。豊岡のコウノトリは現在85羽です。
・ ミラノ国際博覧会で使用するお米は全て『コウノトリ育むお米』を全レストランで展開してもらっている。(ブランド化)
・  韓国でもコウノトリの放鳥が計画されており、豊岡での取り組みが紹介されている。