外国人目線のインバウンドマーケティング ②

外国人目線のインバウンドマーケティング 〜集客のポイントを解き明かす〜
(南都銀行主催「観光力創造塾」 7月13日)


(株)やまとごころ 代表取締役 山村慶輔氏の講演をお聞きしました。


これからの観光は、『ありのままの“自然”、ありのままの“生活”、そして“人”』に共感します!
でも、この『ありのまま』をどのようにして見せるのか…
一所懸命になるエネルギーが成功事例への道を切り開いているように感じます。


【ポイント】
◎ 外国人観光客をつかむために

・  行政、観光事業者、ランドオペレーター、旅行代理店それぞれが、インバウンドの全体観を持つ必要がある。
   個人旅行は、旅行サイト / 団体旅行は、現地旅行代理店、ランドオペレータ
   海外での取り組み / 国内での取り組み。  BtoB / BtoC
   目の前にいる外国人観光客を呼び込むのが、最も費用対効果が高い。
   店頭のPOPで情報提供や、歓迎メッセージ。

・  海外での取り組みは、海外の旅行博への出店。
  webは「Japan Guido」「JNTO」のサイトを活用し、トリップアドバイザーを活用するようにする。
  日本滞在中は、観光バスのなかでPRすることも効果がある。
  ターゲット市場の大型連休を早めに把握する。
  (団体旅行では半年前に、個人旅行でも4ヶ月前に施策を打つ)

・  戦術ばかり語り、戦略が無い。
・  新規客ばかり追い続ける。(新規客なのか、リピート客なのかも把握していない)
・  一つだけに依存するとリスク大。(中国だけに依存して倒産したところも多い)
・  マーケティングを軽視。(今来ている外国人はどこから、何を目的に来ているのか?)


◎新しい分野

・  ムスリムへの対応・・・…早期に取り組めば、海外でもメディアに取り上げられやすい。
・  LGBT対応・・・・・・LGBTは世界で4億から5億人の規模。
・  富裕層マーケット(ILTM)・・・・・・奈良県は積極的に対応している。
 

◎地域での取り組み
・  「観光」のポイントは、ありのままの“自然”、ありのままの“生活”、そして“人”

・  飛騨古川町の里山サイクリングが人気。 満足度100%。 半日7300円。
   田圃の風景を見たことが無い / トウモロコシ畑との風景の違いに感動している。
  スーパーでの買い物経験。
  地域の人とのふれあい (日本語で「お茶を飲んでいくかい」と声をかけられ感動)
  「美ら地球」山田社長 (奈良出身のよそ者)が開発。 http://www.chura-boshi.com
  古民家の調査事業から始め、古民家の掃除隊に全国からボランティアを募集し掃除した。
  「美ら地球」の会社に、地域の有力者に顧問となって入ってもらった。

・  地方でも世界を舞台に勝負できる!
  トリップアドバイザーからの集客が半分以上。

・  3時間周遊タクシー1000円の鳥取(県と市で4000円ごと負担し9000円)
  観光マイスター制度を導入し、タクシー運転手に取ってもらった。