男性の一人旅が増加!(じゃらん宿泊旅行調査2015)

じゃらん『観光振興セミナー2015』に参加してきました。
(8月26日 ウェスティンホテル)
 

『じゃらん宿泊旅行調査2015』について
2014年度の国内旅行も微減でしたが、若年男性の旅行に回復傾向があること、男性の一人旅が全世代で増加しているのが特徴でした。
また、スマホの活用や、口コミによる旅先の選択、行動に大きな差が表れているようです。
「地元ならではの美味しい食べ物」「地元の人のホスピタリティ」で関西の6府県のランクが低いこと、「現地で良い観光情報を入手」で大阪の評価が低い点など課題が見える内容でした。
 

【ポイント】
・  宿泊旅行実施回数2.79回であるが、20歳〜34歳の旅行実施率が2.8ポイント改善した。
・  延べ宿泊数2億5397万泊。延べ旅行者数1億5110万人。
・  1回あたりの旅行費用は2400円増加し、総額で総額49200円になった。
・  消費行動は、買い物5500円、飲食費用はランチでも1490円消費されている。
・  個人旅行88.9%で、パック旅行は11.1%と微減状況が続いている。
・  宿泊旅行の目的は「地元の美味しいものを食べる」35.5%と最も大きく、この傾向は数年に渡って変わらない。
・  男性の一人旅が、世代にかかわらず増加した。
・  20〜29歳男性の一人旅では「話題になっていたもの」「口コミなどで評判が良かった」×「特定のイベントに興味があった」などが、旅行先を選んだ理由に上げられていた。
・  旅行先での飲食・体験プログラム等は地域に入ってから決める傾向が強く、「多少予算オーバーでもやる」「旅先での予期せぬ出来事を楽しむ」の傾向も見られた。
・  情報提供としては、スマートホンの必要性が増しており、また宿泊地チェックイン時に提供される現地ならではの情報が有効である。
・  旅行者の平均年齢は50〜79歳のシニア層が多い。地域により傾向に差があるが、旅行者の平均年齢が47.9歳のところ、大阪は43.4歳と低く、奈良は52.3歳と高い。
・  一人旅の比率は、全体が15.9%のところ、大阪は25.5%と高い。
・  夫婦二人旅の比率は、全体が24.5%のところ、滋賀32.1%、奈良31.0%と高い。
・  宿泊旅行の目的の1位を比較すると、「名所・旧跡観光」の京都・奈良、「テーマパーク」の大阪、「温泉・露天風呂」の兵庫・和歌山、「宿でのんびり過ごす」の滋賀と多様性があり、この多様性が関西の魅力の特徴であると再認識できた。


・  関西の旅行先ランキング
     ※ 総合満足度:京都3位、奈良13位、兵庫14位、大阪19位、

    和歌山21位、滋賀43位。   
          (総合満足度の滋賀43位に驚く)
     ※ 地元ならではの美味しい食べ物:和歌山22位、京都23位、

    兵庫29位、大阪36位、滋賀43位、奈良44位。
          (食の大阪が36位に驚く。また滋賀、奈良の食に対する満足度も低い)
     ※ 魅力ある特産品や土産物:京都3位、和歌山20位、兵庫33位、

    大阪40位、滋賀42位、奈良45位。
          (大阪、滋賀、奈良の特産品や土産物の魅力開発を見直さなければ

     ならない)
     ※ 地元の人のホスピタリティ:奈良20位、京都21位、和歌山35位、

    兵庫36位、大阪37位、滋賀44位
          (都市部の人情・ホスピタリティへの評価が厳しい結果となった

     のかもしれない)
     ※ 現地で良い観光情報を入手:奈良2位、京都3位、滋賀33位、

    兵庫37位、和歌山40位、大阪41位。
          (奈良の高評価に驚く。大阪の低さは情報氾濫にあるのではないか。

     情報発信の集約が求められる)