『純米酒』と『アルコール添加酒』の違いって何!

皆さんは、『アルコール添加酒』って『純米酒』と比べて劣っているとは思っていませんか?
 
先日、岸和田の酒屋『株式会社 元朝』の寺田篤史さんから
『純米酒』と『アルコール添加酒』、『辛口』『甘口』の日本酒の話をお聞きしました。
 
日本酒の話、いろいろ勉強してきましたが
まだまだ知らない話ばかりだ… と改めて認識しました。
『アルコール添加酒』って日本酒を美味しくするために生み出された製造法だったのですね…
お聞きしたうんちくをお伝えいたします!
 


・ 江戸時代、おもに腐らないようにする為に焼酎を添加することを「柱焼酎」と言い、灘が最初と言われている。現在は醸造アルコールを添加しており、発酵を止めるためのもの。
・ 戦後は米も酒も少なかったので、三造酒(1/3が酒)や二造酒(半分酒)が作られた。
・ 「美味いものを見ると辛口の菊正宗を飲みたくなる」のCMが“辛口好み”を生み、甘口の酒が売れなくなった。
・ 辛い酒は“糖度”が低いからで、糖分が高いのが甘口の酒となる。
・ 灘の酒は「硬水」、伏見の酒は「軟水」。奈良の酒は「硬水」だがなどほど硬くない。硬水を使用すると辛くなりやすい。
・ 山口県の『わかむすめ』という酒は甘口で美味い。すき焼き等甘い料理に合う。
・ 辛口+、甘口—の数字と酸度で日本酒の味は決まる。酸度が高いと酸っぱい。辛口で酸度の高い千葉の『木戸泉』は焼肉に合う。
・ 一人当たりの酒の消費量が1番多いのは“新潟”。新潟から東京に出てきた人が「新潟の酒はうまい」と言い、クチコミを生んで評判となった。
日本酒のよもやま話
・ 杜氏の語源:蔵のことを杜(もり)と言い、杜氏のことを「刀氏」とも言った。
・ 通常日本酒は、70度程度で熱殺菌して、瓶に入れて二度目の熱殺菌をする。
・ 『ひやおろし』というのは、蔵の気温と酒の温度が同じくらいになったころ「ひや」のまま「卸す」のが通説だ。『ひやおろし』は瓶詰の際には火入れをしないことが基準となっている。
・ 日本酒の温度は11℃〜14℃が美味しいと言われる。ビールは4℃〜5℃が美味しい。
・ 大阪に酒蔵は14ある。原料米からすべて自社で行っているのが「秋鹿」など3蔵になる。
・ “獺祭”が人気を博したのは、アニメ「エバンゲリオン」のなかで“獺祭”がでてくるのが、ブームの火付け役と言われています。
・ 20年ほど前、サーマルタンク(二重のタンク)ができ、低温の温度管理が容易になり、香りが良く、美味しいお酒が生まれるようになった。


『日本史がおもしろくなる日本酒の話』の本はオススメだそうです!