「訪日旅行のブランド・イメージに関する調査研究」報告書から見えるもの!

「訪日旅行のブランド・イメージに関する調査研究」
(国土交通省・国土交通政策研究所)
http://www.mlit.go.jp/pri/kikanshi/pdf/2015/57-3.pdf


訪日外国人旅行者数は2014年に 1,341 万 4 千人となり、国・地域別の内訳は、上位5ヶ国・地域(台湾・韓国・中国・香港・ 米国)で981万人、全体の73.1%を占めている。

イギリスの調査結果にある「物理的・心理的に遠い」「費用が高い」というのは欧米からの距離感が主要な要因になるのだろう!
 


【ポイント】
本調査研究は、海外市場(シンガポール、タイ、イギリス、フランス)で形成されている「旅行先としての日本」に対するイメージに着目し、これを分かりやすく整理、分析する手法(イメージ・マップ手法)を確立することを試みた。

日本について想起されるイメージとして
・シンガポールでは、「買い物」「自然」「食事」が主要なイメージとして形成され、「歴史・伝統文化」のカテゴリーに無く、イメージの形成が弱い。
・タイでは、旅行先としての日本について、「憧れ」「見どころが多い」「アジア No1」など全般的にポジティブなイメージを有しており、「自然・四季」「食事」「東京」が主要なイメージとして形成され、「文化体験」というキーワードから「神社仏閣」というイメージが連想されている点は、仏教国ということも理由として考えられる。
イギリスでは、「富士山」「新幹線」「サクラ」などが主要なイメージとして形成されているが、具体的な魅力までイメージの連想が及んでいない。
また、「費用が高い」「物理的・心理的に遠い」といったネガティブなイメージも先行しており、訪日旅行に結び付けていくことが比較的難しい市場ではないかと考えられる。
・フランスでは、旅行先としての多様なイメージが形成されており、「不思議・ミステリアス」「夢・未開拓」など抽象的なイメージが真っ先に回答 されている傾向がみられる。