中国経済減速でも中国人訪日客が減らない理由!

中国経済減速でも中国人訪日客が減らない理由

(ダイヤモンドオンライン 11月30日)
http://diamond.jp/articles/-/82204?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor


アジアの観光客、なかでも中国人の訪日観光客は増え続ける。中国人の日本旅行ブームは「まだ始まったばかり」と言う人が多い。
日本人もかつて「バブルがはじけても旅をし続けた」 中国人も「いちど知った「旅」の魅力を、そうやすやすと忘れない」。
「爆買い」はやがて終焉するが、増え続けるインバウンドの量に支えられ、旅行消費額は下がらないという。
このインバウンドを支える宿泊施設の拡大が喫緊の課題となる。


【ポイント】
アジアのお客様、中でも中国人の訪日観光客は増え続ける。
約14億の人口という「巨大なスケールメリット」

2009年に発給を決めた個人観光ビザの収入要件を翌年に大幅緩和、また今年1月にも大きな要件緩和を行った。
それは一定期間内であれば何回でも入国できるというものだ。

21世紀に入って中国の国民は「旅」を知った。
2000年から毎年10~12%の割合で旅行市場は膨らみ、国内旅行者は毎年30数億人、海外旅行者も2014年に延1億人を超えた。
日本の人口は約1億2690万人。うち海外に出かけた人は2014年の統計で1690万人、人口比で13.3%だ。
中国の人口は約13億6800万人。日本人と同じ程度、旅に出るとすれば、1億8000万人が海外旅行をすることになる。

家電や化粧品などの爆買いが永遠に続くことはありえない。
中国の経済改革がうまく進まなければ、中国人観光客が買い物に使うお金は減るかもしれない。
訪日外国人の旅行支出が平均18万7000円なのに、中国人だけが28万円使っている。

南北に長い日本には多くの絶景の地があり、洗練された温泉宿があり、食事は美味しく、清潔だ。
日本は観光地として相当なバリューを有している。

みずほ総研は東京オリンピックの前年には外国人の総泊数が2.2億泊にのぼると試算した。
現在3億泊で安定している国内の宿泊施設は、合計5.2億泊となる。
真に憂慮すべきは、ホテルの数が圧倒的に足りないことだ。