ムスリムに人気急上昇、インスタントラーメン「侍ラーメン」の秘密に迫る!

ムスリムに人気急上昇、侍ラーメンの秘密に迫る

(日経ビジネスオンライン 11月30日)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/112700113/?n_cid=nbpnbo_mlp


ムスリムにラーメンが人気だと聞いたことがある。
しかしイスラム教の教えで「豚肉やアルコールは禁止」されている。
インスタントラーメンは生麺の保存用にアルコールを使うことが多いが、「侍ラーメン」は乾麺を使うという。
それにしても「味」も国によって全く違うのだとあらためて感じさせられる。


【ポイント】
11月25~26日、幕張メッセで日本製品やサービスをイスラム圏に紹介する「ジャパンハラールエキスポ2015」で、ひときわ目を引く一角があった。
鎧兜に身を固めた武士のイラストが中央に描かれた金色ののぼりで、「Samurai Ramen」の文字。
鹿児島市の食品企画会社、ラジーゼン国際食文化研究所が開発・販売する侍ラーメンだ。
侍ラーメンは2014年9月に発売。SNSでじわじわと人気を集め、現在は2食入りの箱が月平均1300箱ほど売れる。
国内の免税品店のほか、シンガポールやインドネシアからネットで注文も来るという。

ムスリムは宗教上の理由から、アルコールや豚肉は口にしない。
ラーメンは保存用にアルコールを使うことが多い生麺を避けて、乾麺にすることが決まった。
当初、醤油、塩、味噌、豚骨、坦々麺風と5種類のスープを試作。醤油や塩スープについて大きな手応えを感じが「味が薄く、美味しくない」と、アジア圏のムスリムの評判は散々だった。
最も高い評価を得たのが、開発スタッフの間で最も評価が低かった坦々麺風のスープ。これがムスリムで最も美味しいとの評価を得た。
売り場で目立たせるパッケージ作り。豊臣秀吉の「黄金の茶室」をほうふつとさせる華美な金色のパッケージにした。

アジア圏のムスリムに人気の味は、スープはスパイシーな香りと味わい。肉やアルコールが入っていない割に味はしっかりしている。
原材料を見ると、ゴマやニンニク、ショウガなどが入っており、これらの素材が良い味を出しているのだろう。
「香菜やレモン、トマトや豆乳を入れても味が引き立つ」とのこと。タイのトムヤムラーメンや、トマトラーメン風の味になるといったところか。