アジア8地域からの訪日外国人、個人旅行者の傾向!

アジアからの個人旅行予約はオンラインが主流、飲食店は「日本に到着してから決定」が約半数 
(トラベルボイス 12月13日)
http://www.travelvoice.jp/20151213-53307
宿泊施設では日本旅館が人気していることを再認識した。決して安価な宿泊施設ばかりが求められているのではなさそうだ。
やはり日本らしい体験をしたいとの思いが宿泊施設にも表れているのであろう。
それにしても国や地域ごとに嗜好が違うようだ。これも訪日経験が多い地域と少ない地域の差かもしれない。

【ポイント】

個人の訪日旅行の宿泊手配は、いずれの国もインターネット予約が70%で、香港(85%)、タイ(77%)、シンガポール(81%)が特に高い。
宿泊施設では、日本旅館が47%、高級ホテル39%、安価で基本的な設備のみ備わっているホテル35%が続いた。
日本旅館の利用が最も高かったのは中国で62%。

食事や買い物の場所は、日本に着いてから決める割合が相対的に高く、食事場所では訪日経験1回で46%、2回以上で48%、買い物スポットでは1回で35%、2回で37%という割合になった。

日本での交通手段は、全体的には鉄道の利用が多く、新幹線の利用では特に中国が70%を超える割合となった。
韓国は乗り合いバス、台湾は貸し切りバスの利用が多い。
航空国内線は訪日経験1回で10%、2回以上で13%と低い。

日本旅行での不満は、言葉、費用、通信などの環境が整っていないことが引き続き上位に入ったものの、前回調査から不満割合が下がっている。
韓国ではWi-Fiの充実度や外貨両替に対する不満が高い。
中国では人々の交流や免税制度への不満が上位に入った。
タイやインドネシアでは日本の酒(日本酒・焼酎)が不満の上位に入った。
シンガポールでは安価で基本的な設備が整っている宿泊施設が不満の上位に入った。
マレーシアではブランド品や宝飾品のショッピングが不満の上位に入った。

ショッピング場所は、国・地域によって違っている。
中国、シンガポール、マレーシアはショッピングモールが多い。
台湾はドラッグストアが多い。
香港はスーパーマーケットや百貨店が多い。
タイとインドネシアは観光地の土産物屋が多い。

観光地の認知度は、訪日経験にかかわらず、上位3位は東京、富士山、北海道だった。
いずれの国も、リピーターを中心に地方観光地の認知度が高まる傾向にある。
東北(青森、平泉、松島、福島)は台湾と香港に認知度が高まっている。
瀬戸内地域(岡山、広島、山口、高松、道後、しまなみ海道)は中国と台湾に認知度が高まっている。
訪日回数が増えるほど、地方への訪問意欲が高まる傾向にある。