外国人が日本に来たくなる理由、中国は「ビザ緩和」、東南アジアは「所得の増加」!

外国人が日本に来たくなる理由、中国は「ビザ緩和」、東南アジアは「所得の増加」 -みずほ総研
(トラベルボイス 2月25日)

http://www.travelvoice.jp/20160225-61813
中国の訪日旅行者増加の最大要因は「ビザ緩和」、それは日中の政治関係が安定していることにつながるという。
政治的緊張が起こると、平和にも、経済にも大きな影響を与える。
逆説的に考えると、両国の人がお互いに訪問しあったり、相互理解する場が増えると政治的安定につながるとも言える。
「観光」はその入り口を作るものでもある。
【ポイント】
2015年の中国の訪日旅行者増の最大要因となったのは「ビザ緩和」。
為替変動の影響は比較的少なく、2国間の政治的関係による影響が大きい結果となった。
台湾・香港・韓国では「為替」、タイなど東南アジア諸国では「所得」が主要因となった。
中国で訪日旅行が解禁されたのは2000年9月で、その後も団体旅行に限定され、2009年7月に個人旅行ができるようになった。
尖閣諸島問題にともなう両国関係の悪化など、政治的要因による変動が他の国よりも大きい。
反面、ビザ緩和の好影響は大きく、両国間の政治的関係が安定することにより、引き続き訪日需要の拡大につながると予想。
台湾、香港、アメリカでは為替や原油価格の下落が旅行者増をけん引。
韓国では為替の影響が好調の主要因となった。
タイではビザ免除や国内所得の増加が大きな要因となり、為替の影響はほとんどない。

2016年の訪日需要は、原油価格の下落の影響を除くと中国ではさらに14%程度、対象15か国合計では約10%増となると推定。
伸びはやや緩やかになるものの、引き続き増加傾向が継続する。

今回の調査の対象は、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、英国、フランス、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリアの15か国・地域。