「地域おこしの会in大阪」フォーラム の概要 !

「地域産業おこしの会」と「なにわ名物は開発研究会」が主催した「地域おこしの会in大阪」フォーラムが2月27日に開催されました。



『観光は地域の総合戦略産業』をかかげる溝畑宏大阪観光局長の基調講演は、皆が当たり前と思っているもののなかに宝物が一杯あること。住んでいる人がその「町を好き」になり、好きになると「その町を知る」ことになること。ツーリズム関連産業は裾野が広く、経済波及効果は絶大! 消費の時間軸を伸ばす(動物園、博物館、美術館の夜間開業)こと、商店街も少しずつ営業時間を延ばすこと、この少しずつ伸ばすことで儲けることが重要。
我々の目指すのは、ロンドン、パリに負けない! 関西・西日本観光ハブとしての「大阪」を作ることと、終始笑いが巻き起こる講演でした。



リレートークは、「とんぼりリバークルーズ」を運営する一本松海運の一本松さんから、開業当初、お客様も少なく苦労したが今は年間30万人の利用がある。インバウンド19万人。大阪周遊パスの利用者が17万人との紹介があり、インバウンドが増えて嬉しいが、日本人の利用が減少しているのが課題であること。

観光まちづくり会社「インプリージョン」のオダギリさんは、「地域を観光の視点で眺め、編集することで地域の価値を高める」ことに取り組んでいること。

「一般社団法人KIO」の芸術監督などを務める中立さんは、ドイツにあるショーと飲食を楽しめる場「Variete」のように、ナイトライフにショーと飲食を楽しめる場所を作りたい話。

「松阪牛焼肉M」の岡本さんは、焼肉店だが、お客さんの要望に応え、玉子焼きから魚まで提供し、ベジタリアンの要望まで答えるようになったこと。求められれば観光地へも同行する。そして、インバウンド目線のマップを作ったと、焼肉店の枠を超えたおもてなしがリピータを作り、2014年のトリップアドバイザーで1位になった話。

「山本能楽堂」の山本さんは、大阪は世界に誇る貴重な歴史・文化の宝庫の街。伝統芸能の「能」を伝えるだけでなく、「落語」「浪曲」「文楽」などの上方文化を、国登録有形文化財指定の山本能楽堂で体験する「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などの話。

「One Osakaループバス」の堀さんは、キタ・ミナミ・アベノの観光スポットを1周140分、70分間隔で乗り降り自由の「大阪ワンダーループバス」を3月1日から開業する話をしていただきました。

リレートークの皆さんは、観光の新しい姿を実践、または新しい事業を始める立場からの報告で、大阪の元気を支えるものだと再認識しました。
 

 
クロストークは、地域産業おこしの会メンバー・、十勝帯広「北の屋台」を立ち上げた久保さん、世界遺産「富岡製糸場」がある富岡市観光協会の山口さん、元観光庁観光地域振興部長・宮崎大学地域資源相盛学部長就任される吉田さんをパネラーに、なにわ名物開発研究会の野杁会長のコーディネートで進行しました。
インバウンドも国により好みが違い、イギリス人は魚の味がわからない、ロシア人は造りの舟盛りを食べなかったことなど、好みのミスマッチが起こリピータの時代が確実にやってくるとのご意見をいただきました。

今回のフォーラムは、これからの大阪の観光を考えるうえで貴重なご意見をいただく機会になりました。そして笑いと元気をいただきました。
ご参加いただきました皆さま、この場を借りてお礼を申し上げます。