「おもてなしの国」と自賛が過ぎないか!

「おもてなしの国」と自賛が過ぎないか
(日経ビジネスオンライン 4月15日)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/238739/041300160/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt
訪日外国人を単にお金儲けの機会と考える企業が増えている。
「観光」もビジネスだから、お金儲けをしないと事業の継続性はないし、お金儲けが悪いわけではない。
2020年に訪日客数目標を、2015年比倍増の4000万人とた政府の方針も経済効果に偏っているのかもしれない。
訪日する外国人も地域の住人も喜ぶ観光を目指さないといけないと思う。
【記事のポイント】
政府は2020年に訪日客数目標を、2015年比倍増の4000万人としました。
実現可能性は十分にあると思いますが、外国人が実際に日本にやってきて、「日本ほどひどい国はない」と思うのではないかと危惧している。
日本人は外国語とコミュニケーションを取るのが難しい。そういう認識から、1964年の東京オリンピックでピクトグラムが採用され、以来、オリンピックではそれが当たり前となった。
当時、工業デザイナーがさまざまな案を持ち寄って作り、デザイナーはその著作権を放棄した。
これって、まさにUDです。
UDは当たり前という流れがある。他との差異化を訴求してヒット商品を生み出そうとする企業活動では、大声で叫ばなくなった。
派手さがない。それが「廃れた感」のある理由の1つだ。
UDの典型例として浴室がある。今の住宅には脱衣場から浴室に入るところに段差がない。1990年代半ばまでは「跨ぎ越え」が当たり前だった。
きっかけは阪神淡路大震災の後に作られた復興住宅と言われている。
住宅金融公庫が融資の際の条件(高齢者対応要件)で、段差なしを求めた。
10年以上が経った今、段差なしは当たり前になったが、住宅メーカーや住設機器メーカーにとって訴求ポイントにはならない。
高齢者市場はボリュームがあるけれど、身障者や外国人は規模が小さいと考える、企業の打算がある。