オンライン旅行の世界の潮流から「日本を再評価」!

今年の「WIT Japan2016」を読み解くヒントとは? オンライン旅行の「世界の潮流」から「日本の再評価」まで責任者に聞いてきた
(トラベルボイス 5月28日)
http://www.travelvoice.jp/20160528-67062


オンライン旅行業界の国際会議「WIT Japan2016」(シンガポール、日本、タイ、インドネシア、オーストラリアなどアジア太平洋地域の9か国で開催)が日本で開催される。
日本は宿泊施設の8割が「旅館」であることを特異性といい、「旅館」をテーマにしたセッションも行うそうだ。
WIT参加者は「日本がいかにクオリティの高い市場であるかを再認識している」という。


【ポイント】
オンライン旅行業界ではこの数年、日本市場のクオリティの高さが再認識され、今まで以上に熱い視線が注がれている。
AIやロボット、シェアリングエコノミーやIoTなど新しい技術や仕組みが登場するなか、今やWITは「テクノロジーを駆使してどのように新しい旅行業界を作っていくかがテーマになっている」。

今年のテーマは「Reboot」
日本市場でいうと、「日本のプレイヤーがインバウンドの成長をどう取り込んでいくか」「インバウンドの増加をテコに日本進出を加速する海外のプレイヤーが、日本の国内旅行をどう取り込もうとしているか」が大きなポイント。
シェアリングエコノミーの振興、アクティビティやレストランなどタビナカ領域など「すべてオンライン予約で持っていく」動きがあり、異業種やスタートアップの参入が顕著だ。

日本では宿泊施設の8割が「旅館」である特異性を考慮し、旅館をテーマにした日本独自のセッションを開始した。
地方を中心に後れている印象があるが、国内・外資OTAのアプローチでオンラインに触れる機会も増えている。
グローバルに認知されるためにどこに出向き、ネットワークを繋げるべきか意識する必要がある。

日本のOTA、リアルAGTともに「より海外動向に敏感になってきた。そこにある危機を感じているところまできている」
WIT Japanの参加者は初開催の2012年の100名弱(※招待制)から、翌2013年は約300名、2014年は約350名、2015年は約450名と倍増。

「日本がいかにクオリティの高い市場であるかを再認識している」という。
(1)モバイルインフラなどの要件が整っている
(2)所得レベルの高さ
(3)ユーザーの要求の高さ
(4)日本の国民性
インドネシアやマレーシアなど周辺の成長市場はインフラ整備も含めてまだこれから。
中国以外に日本という大きなマーケットがある。
以前、日本はミステリアスな市場と言われていた。これまで入り切れていないマーケットの本当の姿を知った。
海外OTAにとって、日本独自の旅館は売り方が合わない。日本に拠点を設けて文化を作る必要性への意識が強まっている。