日本人の海外旅行者数が4ヶ月連続で増加している理由!

【緊急調査】日本人の海外旅行者数が4ヶ月連続で増加している理由 -JTB総研

(トラベルボイス 6月12日)
http://www.travelvoice.jp/20160612-68375
日本人の海外旅行が増えていると聞いていたが、主要旅行会社のパッケージ商品は前年割れが続いているそうだ。
旅行経験が豊富でインターネットに慣れている熟年層はウェブで手軽に申込み、旅行経験の浅い若い層が店頭に相談するという。
今後ますますウェブサイトでの旅行申込みが増えていくものと思われる。
【ポイント】
日本人出国者数は出国者数を記録した2012年を最後に、2013年以降は国際情勢や感染症の発生、円安などの影響で低迷。
2016年に入って動きは一転したものの、主要旅行会社のパッケージ商品の取扱人数は前年割れが続いている。

2016年1月~5月に海外旅行をした人の旅行目的は「観光旅行・レジャー」(74.6%)、「家族・友人訪問」(13.7%)、「業務出張」(11.6%)と続いた。
2月、3月は学生、3月4月は60歳以上女性、5月は15~29歳男女の割合が高い。
15~29歳男女と60代女性が市場を牽引しており、観光需要が戻っていることがうかがえる。

アジアがシェアを広げ半数を占めた。特に韓国やタイの上昇が顕著だ。
理由では「ずっと行ってみたい場所だった」(33.3%)、「好きで繰り返し行ってっている場所」(27.1%)、「価格が安かった」(23.2%)がトップ3。
15~29歳男女では「友達に行ったことを自慢できる」「SNSやブログの記事でおすすめだった」も、旅行のきっかけとなった傾向が見られた。
SNSだけではなくスマートフォンでのプッシュ型画像情報の増加が旅行意欲を刺激している。
「フリープラン・自由行動タイプのパッケージツアー」(38.9%)が最多だが、前年よりも縮小。
添乗員同行型や現地ガイド同行型の食事・観光付きパッケージツアーも減少した。
「個人で航空券やホテルを別々のサイトや店舗で予約購入した旅行」(21.2%)、ダイナミックパッケージや、個人で航空券のみの購入などFITが増加。
旅行申込は、ウェブサイトが前年より10ポイント以上増加し、69.1%に拡大。
申込会社は、旅行会社が8.9ポイント減の51.7%に縮小し、OTAが3.6ポイント増の12.9%、航空会社が3.6ポイント増の17.2%増と増加。
50代男性、30代女性はOTA、40代男女は航空会社の利用が高かった。
旅行会社でも、ウェブ申込みが6割以上の会社もあり、昨年よりも上昇している。

店舗での申し込みは、15~29歳女性33.9%、15~29歳男性23.6%、60歳以上の女性11.5%。
店頭利用の理由は、女性は「旅行商品の細かいことについて質問したかった」「現地でどんなことができるか相談に乗ってほしかった」などが上位。男性は「どんな旅行がお得か教えてほしかった」「インターネットではなく店舗で支払いがしたかった」が高く、女性に比べて「知り合いの担当者がいるので全部任せた」も目立ったという。