国内文化財を外国人に解説する英訳のチェックリスト!(観光庁・文化庁)

国内文化財を外国人に解説する英訳のチェックリストを発表、観光庁・文化庁が「直訳しない」「メリハリ」など重要点をとりまとめ
(トラベルボイス 8月10日)

http://www.travelvoice.jp/20160810-71839
これまで文化財の英訳は直訳されているため、理解しにくいものが多かった。
視点2の「外国人の目線でその文化財のどこに興味・関心を持つかを把握し、メリハリの利いた解説内容とする」が最も重要だろう。
この視点を持つ日本人は少ないであろうことから、日本文化を勉強してきた外国人の力を借りるのが適切ではないか。外国人雇用も含めて検討してほしいものだ。
【ポイント】
観光庁と文化庁はこのほど共同で、「文化財の英語解説のあり方について」と題する報告書をとりまとめた。
「英語解説の改善・充実にあたっての視点」として、以下4点を記載。
文化財の魅力を十分伝えるための工夫として、解説対象や文章表現、デザイン面といった視点で分類しチェックポイント項目も設定した。

• 視点1:日本語の解説を直訳せず、基本的な用語の解説を補足する等、文化財を理解する上で前提となる情報を解説に盛り込む。
• 視点2:外国人の目線でその文化財のどこに興味・関心を持つかを把握し、メリハリの利いた解説内容とする。
• 視点3:案内板やパンフレットなどの解説媒体に応じ適切に情報を書き分けるとともに、デザイン上の見やすさや景観との兼ね合いも考慮する。
• 視点4:分かりやすい解説のためには、英文執筆・翻訳を委ねることができる優れた人材の確保が重要。
推進体制面では、行政機関をはじめ文化財所有・管理にかかわる組織の連携が必要であること。
観光庁や文化庁による支援事業についてもこれまでの実績を紹介。

取り組み事例として、伊勢神宮や日光東照宮、国立能楽堂など複数の国内文化財に関する解説の工夫や重要点を掲載。
パンフレットやウェブサイト、音声案内などを通じた各種解説の取り組み内容を紹介している。


文化財の英語解説のあり方について(PDFファイル、全37ページ)
http://www.mlit.go.jp/common/001140703.pdf