「ポケモンGO」開始後2週間の消費動向、リアル消費をしたのは約2割!

「ポケモンGO」開始後2週間の消費動向、リアル消費をしたのは約2割 -インテージ
(トラベルボイス 8月16日)
http://www.travelvoice.jp/20160816-72338


世の中を騒がせただけなのか、観光に寄与するのか分からないが、インテージの「ポケモンGO」による行動変化、消費動向は参考になる。
「家族や友人とポケモンGOについて話した」との話題性があるのは間違いがない。
「いつもより遠回りして歩いた」「普段行かない場所に出かけた」も上位であり、仕掛け方によれば観光への寄与も考えられそうだ。
消費は多くはなさそうだが、これも2週間で判断するには早計かもしれない。


【ポイント】
市場調査会社・インテージは「ポケモンGO」による行動変化やゲームスポットの集客力についての検証を行なった。

「ポケモンGO」を楽しむために行なった行動では、「家族とポケモンGOについて話した」(42.1%)、「いつもより遠回りして歩いた」(38.9%)、「友人とポケモンGOについて話した」(37.8%)、「ポケモンGOの攻略法をインターネットで検索した」(30.6%)、「普段行かない場所に出かけた」(29.4%)などが上位だった。
ポケモンGOとローンチパートナーシップを締結した「マクドナルド店舗に行った」(19.4%)、その他ショッピングモールやスーパーマーケットに行ったとの回答も見られた。

「実際に人を動かし、特定の場所に集める力」を探るため、ポケモンGOの聖地の一つといわれる名古屋市の鶴舞公園の1キロ四方の滞在者数を配信前の土曜日(7月9日・16日)と配信翌日の土曜日(7月23日)を比較した。
配信後は昼過ぎから夜間の客数が増加し、18時台には平常時を2500人上回り、23時台になっても2000人前後が増加した。
増分すべてがポケモンGOのプレイヤーとは言えないとしつつ、この数値の大半を占めていたことは想像に難くない。

滞在者の居住地分布では、配信前(7月9日・16日)の18時台の構成比は地元(昭和区・中区)が全体の65%だが、配信翌日(7月23日)は54%に縮小し、名古屋市周辺区や名古屋市以外からの流入者がそれぞれ5、6%増加した。
22時台になると、周辺区や名古屋市以外からの流入者の構成比がほぼ倍近くに増加しており、地域外から集客する吸引力が明らかにある。

アプリ内課金については利用経験者の90.5%が無料のままゲームを利用。
リアル社会でお金を使ったと回答したのは21.4%で、飲食代やモバイルバッテリー、交通費など。1人当たりの平均利用金額は4016円だった。
「コンビニ、スーパー、家電量販店などの小売店」が2048円、「レストランやファーストフード店などの飲食店」が965円、「交通機関・宿泊施設・有料Wifi」などの「その他のサービス」が1003円。

インテージでは、調査時点でのポケモン利用経験者・約1200万人(推計)であることを踏まえ、配信開始約2週間で103億円程度の関連消費を生み出したとする。
一人当たりの平均利用額をみると、交通費2.9%、宿泊費0.3%。現時点でポケモンGOが高額な交通費が必要になる遠出や宿泊を伴う移動を誘発するまでには至っていないとしている。