「変なホテル」の開業1年の成果! ロボット倍増でスタッフ(人間)は3分の1に縮小!

「変なホテル」の開業1年の成果を聞いてきた、ロボット数は倍増でスタッフ(人間)は3分の1に縮小、生産性は倍以上に

(トラベルボイス 8月17日)
http://www.travelvoice.jp/20160817-71817
壮大な社会実験でもある「変なホテル」! ~変わり続けることを約束するホテル~の通り、常に新しいテクノロジーを取り入れ変化しているようだ。
また、予約状況は開業1年後も好調で、今夏はほぼ100%に近い稼働。年間20%の高い利回りを実現だという。
当初30人のスタッフ数は2015年内には10人になり、半年以内には6人に削減だそうだ。(実質スタッフは1、2人)
ほぼ9割の業務をロボット(テクロノジー)が行なっているという。
こんなことが可能なのか…とも思うが、テクノロジーで置き換えれるものは置き換えればよい。
高付加価値のサービスは人間によるホスピタリティーの高いサービスとなり、かたや機能性を求めるロボットのホテルに分化されればよい。
【ポイント】
ハウステンボスの「変なホテル」オープン1周年記念記者会見で、1年間の変化と成果、今後の展開を発表した。
2軒目の千葉・舞浜、3軒目の名古屋での開業を計画し、1年以内には海外へ進出。全世界1000軒の目標に向け、第1フェーズとして100軒の開業を目指す。
「変なホテル」は2015年7月17日に開業。「最も重視したのは世界一生産性の高いローコストホテルを作ること」
滞在の快適性と世界最高の生産性を両立し、3~4つ星ホテルのサービスでありながら宿泊料金の低価格化を目指すホテルだ。
ロボットホテルや自動化システム、省エネルギー化を踏まえた特殊工法や水素エネルギー発電、輻射パネルによるエアコンなしの空調などを導入。
1年の主な変化
• ホテル規模:第1期棟72室(開業時)→第1・2期棟144室(2016年3月)
• ロボット数:6種82台(開業時)→16種182台(1周年時)
• スタッフ数:30人(開業時)→10人(2016年6月)※2016年9月に9人、半年以内に6人に縮小予定
• 電力システム:水素エネルギー発電・電力供給12室(開業時)→自然エネルギーによる24時間365日フル稼働
 売電開始・年間1000万円の売上見込み(2016年7月15日)
• 空調:輻射パネル(第1期棟開業時)→エアコンと輻射パネルの両用(第1期棟現在)
最も強調したのは生産性の向上。当初30人のスタッフ数は2015年内には10人。
半年以内には6人までに削減する予定で、シフトや休日を踏まえると実質のスタッフ数は1、2人となる。
ほぼ9割の業務をロボット(テクロノジー)が行なっている。
現在、人の手が必要なベッドメイキングや水回り清掃に関しても、対応できるロボットの開発を進めている。

フロントシステムではロボットを2体から3体に増加。対応言語も日・英の2か国語から韓・中を含む4か国語に広げた。
日本人は音声認証を可能とし、宿泊者カードを紙から電子化した。
客室のカードキー及び顔認証開錠の登録も、フロントエリアから客室前登録に変更した。
これにより、チェックインの所要時間は1~2分程度かかっていたのが40秒に短縮し、4割程度効率化できたとする。

現在はパスポートデータを活用したチェックインシステムを構築中。
スマートフォンでの予約時に顔認証登録することで、顔認証チェックインを実現する計画も明かした。
実現すれば所要時間は10~15秒程度になる見込み。
チェックインが楽しくなるようなエンターテイメント性を高めていく。コンシェルジュロボットのAI(人工知能)対応実験も開始する。

一方、効果の少ないものは導入をとりやめる。空調は風通しの良い設計と輻射パネルで室温を快適に保つ試みであったが、現在はエアコンを設置し、輻射パネルとのハイブリッド運用にした。これが光熱費の削減と快適の滞在の実現にはベストと判断したからだ。

実際の予約状況は開業1年後も好調で、今夏はほぼ100%に近い高稼働。年間20%の高い利回りを実現している。

 

この1年の実績と進捗状況から「サービス、クオリティ、生産性は十分世界展開に耐えうるものになった」とし、本格展開に自信を示した。