ホテル客室が2020年に約4.4万室不足! 深刻なのは東京・大阪

ホテル客室不足が2020年に約4.4万室に、深刻なのは東京・大阪、外国人旅行者の倍増で ―みずほ総研推計
(トラベルボイス 8月31日)
https://www.travelvoice.jp/20160831-73173


2020年の訪日外国人の宿泊需要は3884万人。2015年の外国人シェアは20%に至り、「訪日外国人4000万人」の政府目標が射程に入るという。
国別に見ると、中国が2015年の26%に対して2020年は42%。欧米諸国は2015年の13%から9%に減少、韓国や台湾などNIEs諸国も2015年の49%から39%に減少する推定している。

この数字は絶対数が多い中国がさらに需要を伸ばし、他国も絶対数は伸ばすが、構成比率をみると減少すると見なければならない。
中国人もリピータが増え、マナーなどの観光行動が改善されているとみる意見もあり、観光行動の改善にも期待したい。


【ポイント】
国内宿泊市場を対象にする調査レポート「訪日外国人4000万人時代の宿泊施設不足」によると、標準的なシナリオでは、2020年の訪日外国人の宿泊需要は3884万人で2015年比1割程度増加。2015年の外国人シェア(1割強)はほぼ2倍の20%に至り、政府の目標が射程圏内となった。

2020年の訪日外国人数の国別割合を36か国推計でみると、最も構成比率が多いのは中国で、2015年の26%に対して2020年は42%。欧米諸国は2015年の13%から9%に減少し、韓国や台湾などNIEs諸国も2015年の49%から39%に減少する推定となっている。

のべ宿泊者数は2015年の1割増の5.5億人。国内13県で合計約4.4万室の宿泊施設が不足する見通しだ。そのうち特に客室不足が深刻なのは、東京(1万7728室不足)と大阪(1万4273室不足)。そのほか北海道や千葉、愛知、京都などでも1000室以上の不足が見込まれるものの、都市圏と地方圏の格差が広がる可能性が高い結果となっている。