旅行予約サイト「ブッキング・ドットコム」における日本戦略!

ブッキング・ドットコムが日本戦略を発表、「民泊」から「体験」の提供まで責任者に聞いてきた
(トラベルボイス 9月1日)
https://www.travelvoice.jp/20160901-73345


旅行予約サイト「ブッキング・ドットコム」が日本でのビジネス展開をさらに強化していくという。
同社の実績による渡航先人気ランキングでは、2012年には32位、それが2015年に10位、2016年上半期には8位と上昇したという。
世界における旅行者数ランキングに酷似するが、これまで観光地と思われていなかった日本が、素晴らしい観光地としての認識を得たのだろう。
今後も人気が続くだろうが、訪日観光客の不満にも目を向けて改善しなければ、この地位の継続、上昇は望めない。


【ポイント】
北アジア地区で日本市場は伸びが突出している。
2012年と2015年の売上の伸びを比較すると、首位は台湾の996%増、続いて日本市場が821%増で2位となっている。
同社の実績による渡航先の人気ランキングでは、2012年32位から、2015年には10位、2016年上半期には8位と上昇した。

実績によると、日本国内の外国人予約を除くと、首位が中国、台湾、韓国、タイと続いた。
今後は、アジアの顧客がリピーター化しながら、さらに増加することを予測。
日本の訪問先でも、「ゴールデンルートだけでなく箱根、沖縄の他、地方のスキーリゾートに向かうことになるだろう」と考えている。

同社もテレビCMや各種キャンペーンの展開などで認知度向上に努め、認知度が2倍に増加したという。
2014年までの人気都市はパリ、ロンドンなど海外都市だったが、認知向上に伴って2015年には東京、大阪、京都などの大都市が中心となった。
今年7月からは新たなテレビCMも開始、食にフォーカスしている。今後は、スポーツや温泉などをテーマに旅への情熱を表現していく。

2015年末の時点で、国内取扱い宿泊施設は6800軒。これを2016年中には、3割増の1万軒に増加させる。
現在もホテル・旅館のほか、ゲストハウスや宿坊など個性ある施設タイプを掲載しているが、法整備が整った段階では民泊の取込みも行っていく。

日本市場において成長のカギとなるのは「人材」。
宿泊施設パートナーとの関係性で、データやトレンドの理解を深めるためには同社営業職との密なコミュニケーションが欠かせない。