中国客の爆買いはこうして終わった !

中国客の爆買いはこうして終わった
(やまとごころ特集レポート 9月5日)
http://www.yamatogokoro.jp/report/2016/report_27.html


どこの国も、国民が自国の製品より外国産の製品を買うのに莫大な金を海外に流出させるのを避けたいと思うのではないか。中国が関税を上げたのも当然だろう。

ただ、メディアを誘導して「愛国的反発心」を煽るのはいただけない。
我が国も爆買いに一喜一憂しすぎたのではないか。
爆買いが起こること自体が不自然な現象だった。


【ポイント】
2016年7月の全国百貨店売上高概況によると、免税品売上高が前年同月比で21.0%減少。
購買客数は継続して拡大しているが、購買単価の下落によるものだ。
ラオックスの7月の売上高も、前年同月比44%と大きく減少。前年度比マイナスは今年2月から続いている。
訪日外国人旅行消費額(2016年4−6月期)は9533億円で、前年同期比7.2%増加。ただし、1人当たりの旅行支出は15万9930円で、9.9%減。
中国の1人当たり支出は21万9996円で22.9%減。トップは中国を抜いたベトナムの23万8000円だった。国別の消費額シェアは中国がトップで37.0%を占めるが、比率は前年の40.3%から下がっている。

中国の1人当たり支出は21万9996円で22.9%減。トップは中国を抜いたベトナムの23万8000円だった。観光客数が多いぶん、国別の消費額のシェアは中国がトップで37.0%を占めるが、比率は前年の40.3%から下がっている。
中国客の「電気製品」の購入者単価は前年同期の6万2316円から3万6630円へ、「医薬品・健康グッズ・トイレッタリー」も4万1225円から3万3479円へと減少。「カメラ・ビデオカメラ・時計」は10万3920円から6万246円に大きく減少した。
訪日中国客数は相変わらず伸びている。今年7月の訪日中国客数は前年同月比26.8%増の73万1400人。

「爆買い」が終わった理由
①中国の景気低迷による消費者心理の変化
②メディアが誘導した愛国的反発心
③転売できなければ「爆買い」なし

今の中国人はショッピングモールで洋服の試着はするけれど、実際に買うのはネット。そのほうが安いから。
日本の百貨店の免税売上の購買単価が下がった背景には、習近平政権が推し進める「反汚職キャンペーン」の影響も考えられる。

「メディアが誘導した愛国的反発心」、中日両国の炊飯器の性能を徹底比較 勝つのはどっち?(人民網2015年3月2日)
こうした奇妙な論争が起こる背景に国家があった。