指紋認証でホテル・旅館のチェックイン・支払い実証実験!(経産省)

指紋認証でホテル・旅館のチェックイン・支払いが可能に、経産省の訪日プラットフォーム構築でJTB・パナソニックなど実証実験

(トラベルボイス 10月3日)
https://www.travelvoice.jp/20161003-75190
外国人旅行者の入国や鉄道利用、買い物に共通利用できるプラットフォームの実証実験が始まった。
個人認証に指紋や手のひらの生体認証を用いるようで、が、未来の観光に求められる実証実験である。
またサービス事業者にとっては、訪日客の行動履歴や購買履歴など膨大なデータを解析に活用できるという。

性善説的にはこんなに便利なものはなく、性悪説的には個人情報の流出などによる大きな問題になるのかもしれない。

実証実験を慎重に進めなくてはならない。
【ポイント】
訪日外国人旅行者の受け入れに際し、指紋や手のひらの生体認証を活用した決済や旅館・ホテルのチェックインが開始される。
経済産業省が推進する訪日外国人の受け入れ連携基盤「おもてなしプラットフォーム」構築に向けた、「IoT活用おもてなし実証事業」として実施。
訪日客の同意のもと、買物、飲食、宿泊、レジャーなどのサービスを受ける際に必要な個人情報を共有・連携。生体認証などによる手ぶらでの決済やホテル・旅館のチェックイン、体験プログラムの参加などのサービス提供のほか、スマートフォンへの情報提供などを行なう。
利用者は、登録した言語でのサービスが受けられるほか、宿泊先や自宅を登録しておくことで、毎回の手続きも不要となる。
サービス事業者は、訪日客の行動履歴や購買履歴など1事業者では収集が難しい膨大なデータを解析に活用できる。
関東はJTBコーポレートセールスなどによる指紋認証を活用した「Touch & Pay」実証実験が行なわれる。
指紋生体認証は、人の指紋の特徴のみを抽出して数値・暗号化しており、この情報だけで指紋の画像に復元することができないため、不正利用は不可能だという。
初回の指紋登録で、個人情報を登録しておくことで指紋生体認証のみでサービスが受けられる仕組み。
今回の実証実験は神奈川県湯河原町、箱根町、鎌倉が対象だが、すでに三重県菰野市を含む4地域で試験運用を実施している。
関西はパナソニックシステムネットワークスによる手のひら認証の仕組みで、実証実験が行なわれる。
関西国際空港、なんばCITY、天保山マーケットプレースで実施する。
空港や鉄道改札口、商業・観光施設などに光ID送信機能を搭載したデジタルサイネージを配置し、情報を見る訪日外国人のスマートフォンに母国語で情報を提供(英語、中国語、韓国語、タイ語)。
利用者の属性の応じたレコメンド機能で、送客・誘客効果も検証する。
天保山マーケットプレースでは手のひら認証決済サービスも実施。
利用者が事前にダウンロードしたスマートフォンアプリに自身で掌紋を撮影し、決済に利用するクレジットカード情報とあわせて登録すると、対象店舗での買い物時に手のひらを店舗設置のタブレットにかざすだけで決済できる。

九州(福岡)は、TBが委託を受け、NTT、JCB、ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)と共同で実施。
JTBとNTTによる観光情報アプリ「Japan Trabel Guide」を活用した、観光、ショッピング、飲食、優待サービスなどの情報提供と、特典付きのカード型商品券「JCBプレモカード(For Tourists)」で、滞在中の移動と決済の情報を解析し、地域経済活性化のためのマーケティングに活用する。