中国のフリーランスのツアーガイドの状況!

ツアーガイド平均日給300元 フリーランスの試験的認可から半年

(Sankei Biz 11月7日)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161107/mcb1611070500007-n1.htm
ツアーガイドの問題は日本だけでなく中国でも問題になっているようだ。
中国の「契約ガイド」と「社会ガイド」に分類するやり方は、日本の「通訳案内士」と「地域限定通訳ガイド」など新しいガイドの考え方につながる。
中国ではガイドの業務経験やプロフィル、価格などを公開して顧客に選択させているが、日本では資格認定で分かりやすくする方向のようだ。
【ポイント】
中国国家観光局が今年5月から上海、四川省、広東省でツアーガイドのフリーランス業務を試験的に認めた。
フリーのツアーガイドを旅行客が直接予約できる「ガイドのネット予約サイト」によると、ガイドの平均契約価格は1日当たり300元(約4500円)前後で、専門性が高く人気のあるガイドは最大で1日800~1000元にも上る。
中国中央人民ラジオ局第1放送「中国の声」の報道番組「新聞晩高峰」が伝えた。

買い物の強要や置き去りといったマイナス面ばかりが報道されてきたツアーガイド。
“ぼったくり”や店舗からのリベート受け取りといった違法行為も、中国の旅行業界のなかでは、生活のためのやむを得ない選択かもしれない。

国家観光局はツアーガイド管理改革を実施。
これまでは旅行会社を通さず旅行客から直接仕事を受けることができなかったガイドを「契約ガイド」と「社会ガイド」の2種類に分類。
「契約ガイド」は旅行会社に所属して基本給のほか社会保険にも加入、労働者としての権利が保障される。
「社会ガイド」はフリーのガイドとして固定給はないが副業も可能とした。

中国でツアーガイド資格保持者は95万人おり、そのうち「社会ガイド」が7割を占める。
新制度の試験運用を展開する四川省成都のガイド予約サイト「雲游易導」では、サイトに登録したガイドの情報を一般公開するだけでなく、旅行会社にもガイドを紹介している。
「雲游易導」を運営する上海金棕櫚企業機構は「旅行会社もフリーのガイドを必要に応じて雇えば、フルタイム就業のガイドをあまり多く雇う必要がなく、コストを抑えられる」と説明する。
国家観光局は今年5月以降、携程旅行網(シートリップ)や途牛旅游網、同程旅游といった旅行会社8社にガイド予約サイトの開設を相次ぎ承認。
携程は「契約、支払い、ガイドの評価という一連の流れを形成し、透明性のある価格体系を実現。旅行客は事前に、ガイドの業務経験やツアー記録、プロフィル、価格、ガイド資格証番号、これまでの仕事での顧客の評価を確認できる」と説明している。
(中国広播網=中国新聞社)