今年の外国人旅行者数は2400万人、消費額は3.8兆円と予測!

今年の外国人旅行者数は2400万人を予測、「成長は踊り場」も注目市場に変化 -JTBFシンポジウムより

(トラベルボイス 11月8日)
https://www.travelvoice.jp/20161108-77376
JTBの「旅行動向シポジウム」でも「成長は踊り場に入りつつある」状況だと語られているようだ。
2016年のインバウンド旅行者数は2400万人。消費額は3.8兆円、1割未満の伸び率と予想されている。
絶対数が多い中国の伸び率は頭打ちのようだが、他のアジア諸国をはじめ、欧米諸国の訪日観光は伸びている。
いずれにせよ訪日外国人が増えているなかで、”日本のファンを増やす”ことが大切である。
【ポイント】
2016年を「外客数の伸び率は鈍化し、最終的なインバウンド旅行者数は2400万人。消費額は3.8兆円で、1割未満の伸び率と」と予想した。
今年7~9月期は、訪日外国人による消費額がとうとう前年同期比マイナス(約3%減・9700億円)になった。
買い物が大きく減少(4039億円⇒3354億円)。一方で飲食費(1843億円⇒2047億円)、宿泊費(2606億円⇒2792億円)が増加した。
政府が掲げる目標「2020年に外客4000万人、観光収入8兆円」への道は決して平坦ではない。
「日本で体験したいこと」のトップはアジア各国、欧米豪の全市場で「伝統的日本料理を食べること」。3位に「現地の人が普段、利用している安価な食事を食べる」もランクインし、日本の食への関心の高さがうかがえる。
半面、日本の食材に関する認知度は、まだ浅い傾向も見られる。
年代別で嗜好が異なり、20~30代では‘スイーツ’‘日本の酒’などへの関心が全体平均より高く、クチコミサイト、ブログの利用率が高い。
今年1~9月の訪日外国人旅行者消費額の伸び率は、1位はフィリピン(40%増)。2位ドイツ・インド(各30%増)、4位ベトナム(27%増)、5位インドネシア(25%増)。
昨年の伸び率は、前年比約2.5倍の中国が1位。2位香港(91.8%増)、3位フィリピン(75.1%増)だった。
こうした動きを踏まえ、今後の東南アジア市場の動向は注目に値する。

2016年冬季、羽田空港発の米国路線が昼便就航することや、成田、新千歳、福岡の各空港で韓国路線が大幅な供給増になる点にも着目。
特に韓国市場は、今年1~9月期の訪日需要も前年同期比20%増であることから、「今後の要注目マーケット」とした。
絶対数が少ないものの、この数年、欧米豪からの観光客も増加している。
昨年、観光客が2012年比で倍増の105万人となり、観光目的とビジネス目的の比率も半々になった。
滞在日数が長く、日本での娯楽サービス消費が顕著な欧米豪市場を「有望なマーケット」とする。