大阪・西成区に訪日専門ホテル3軒-フリープラス、計429室 !

大阪・西成区に訪日専門ホテル3軒-フリープラス、計429室
(トラベルビジョン 11月24日)
http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=75402
大阪のホテル建設が急速に伸び始めた。
昨年のホテルは客室不足で、企業努力しなくても簡単に満室になった。それから、民泊が一気に増え、ホテルの新設ラッシュで、過当競争になり、そして最近、一気に稼働率も価格も下がり、今後、さらに競争は激化するだろうと言われている。
フリープラスもホテル事業に進出し、17年4月に「FP HOTELS South-Namba」100室を開業される予定だ。
フリープラスが訪日ツアー事業などで培ってきた経験やノウハウを活かし、訪日外国人旅行者のためだけのホテルの仕様やサービスを提供するといい、自社の訪日ツアー客を送り込む戦略という。
今後、訪日外国人観光客の満足度が向上するような取り組みが、ホテル需要の雌雄も決するのだろう。
【ポイント】
フリープラスは2018年10月までに、訪日外国人旅行者に特化したホテル3棟を大阪市西成区に開業する計画だ。
17年4月の開業をめざし準備が進む「FP HOTELS South-Namba」100室に加えて、「FP HOTELS Hanazono-Cho(仮称)」142室、「FP HOTELS South-Namba2(仮称)」187室を開設する。
いずれも所有はせず、運営や販売をフリープラスが担う。
フリープラスが訪日ツアー事業などで培ってきた経験やノウハウを活かし、訪日外国人旅行者のためだけのホテルの仕様やサービスを提供する。

フリープラスが扱う大阪や関西のツアーでは、必ず「ミナミ」エリアを組み込む必要があるものの、同エリアは価格が高騰してFITでの利用が主流となり、団体では尼崎など北ないし西のホテルに宿泊するケースが多い。
こうした中で、難波まで電車で2分、かつ関西国際空港にも近く、さらにドンキホーテなども揃う西成エリアは理想的な場所であったという。
すでに、同エリアの簡易宿泊施設では宿泊客の50%以上が外国人という施設も多いといい、「西成をインバウンドの町にしたい」考え。
今後は、西成区とも連携して施設周辺での「夜市」などイベントも企画したいという。

3軒の基本の客室の広さは「South-Namba」が18㎡、「Hanazono-Cho」が20㎡から22㎡、「South-Namba2」が15㎡。
約9割の客室を2名利用を前提に設計しているほか、あまり視聴されないというテレビは置かず代わりにiPadを全室に設置する。
館内の朝食会場では、市場ごとの繁忙に合わせてメニューをアレンジするほか、夜にはラウンジとして開放する。

客室の販売はOTAを除いてすべてフリープラスが担う予定で、基本的にはフリープラスと取引のある旅行会社のみが取り扱えるようになる。
ただし、需要動向などを注視しながら、国内の旅行会社やランドオペレーターに卸すことも検討する。

フリープラスは今後5年間で、大阪や東京など通年で外国人旅行者の集まる都市に10棟のホテルを運営する目標を立てている。
4軒目以降については、1年あたり2棟のペースは目標通り進んでいるという。