人は映像を見て旅に出るのか?「実際にその場所を訪れた人」は約2割!

人は映像を見て旅に出るのか? 「実際にその場所を訪れた」経験者は約2割 ―JTB総研
(トラベルボイス 12月4日)
https://www.travelvoice.jp/20161204-78271

SNSに流れる写真、動画が膨大になってきた。
その写真や動画を見るだけで「満足してその場所に行かなくてもいい」という気持ちになる人が多いのではないかと思っていたが、「その場所を実際に訪れた」は19.7%、「訪れていないが行きたくなった」は24.8%と高く、「行かなくてもいい」という気持ちになった人は6.0%にすぎないようだ。
優れた動画がさらに観光客を呼び込むキッカケになるのだろう。
【ポイント】

JTB総合研究所の「旅行の動機につながる映像情報に関する消費者傾向調査」によると、全体の44.5%が映像をきっかけに旅行に行きたくなった経験をもつことが判明した。

「映像を見たことがきっかけで旅行に行きたくなり、その場所を実際に訪れた」は19.7%
「映像を見たことがきっかけで行きたくなったが、実際には訪れていない」は24.8%
「映像を見たことで満足してその場所に行かなくてもいいかという気持ちになった」は6.0%
なかでも、10~40代までの男性や10~29歳女性では「実際に訪れた」割合が比較的多いことが分かった。
 
旅行に行きたくなった理由をみると、
「実際に見て実物を確認したい」(59.3%)
「その場所の風や音を感じたい」(55.2%)
「生活や文化に触れるなど、より深くその場所を知りたい」(15.7%)
「実際に訪れたことをSNSで発信したい」(4.6%)
「実際に訪れた」割合が「行かなくてもいいと思った」割合を上回った映像は、「歴史文化的な建造物」「伝統料理、郷土料理」「B級グルメや名物スイーツ」など。
「自然風景」「日常生活の風景、街並み」「民芸品、土産物」「観光体験シーン」「旅先の変わったもの、面白いもの」などの映像は、見ただけで満足してしまう人の割合のほうが多い。

「食」の存在が旅のモチベーションにつながる傾向が強いと分析。
映像情報があふれている社会の中で、生活者の琴線に触れる魅力的なコンテンツを見極めていくことが重要。
消費者が映像を見た手段で最も多いのは
「SNSに投稿された映像」(45.2%)
「Youtubeなどに投稿された動画」(35.2%)
「インターネット配信の映画やテレビ」(26.8%)
「SNSに投稿された写真を見て行きたくなった」人の割合は、29歳以下の女性で特に多い。
「Youtubeなどに投稿された動画」は40代以下の男性と50代~60 代の女性で比較的多い。
この調査は、首都圏、名古屋圏、大阪圏に住む18歳から69歳までの男女1万名に対するスクリーニングを実施後、本調査としてプライベートでスマートフォンを利用し、過去1年以内に1回以上の国内旅行(日帰りも含む)経験者1030名を対象におこなったもの。