日本人の「終活」、中国人が参考にするポイント!

「終活」に見られる、日本人の特殊性 中国人が参考にすべき点もあった=中国メディア
(Seahchina 12月3日)
http://news.searchina.net/id/1624412?page=1
「生きているうちに死後の準備をする」のは日本人特有の行動なのだろうか?
仏教思想というより、「他人に迷惑をかけないという気持ち」が強いのは事実かもしれない。
この中国のレポートは、日本人の「終活」をよく分析しているとともに、中国人の死に対する考え方がよくわかる。
「残される家族のためにも自分の死後どうして欲しいかについて、あらかじめ意思表示しておくべきではないだろうか」と結ばれている。
【ポイント】
中国メディア・生命時報は、「日本人は生きているうちに、『その後』の準備をする」とする記事を掲載した。
まだ健康なうちに遺影を撮影し、骨壺やお墓を選び、遺品の整理をするといった「終活」が日本でブームとなっており、より多くの人に受け入れられていると紹介。「終活」について話を聞いた70歳くらいの日本人男性が「人生をより良く終え、子どもたちにも迷惑をかけない、良いやり方だと思う」と答えたことを伝えた。

日本で「終活」ブームの原因について、「仏教思想の影響により、死に対する恐怖が比較的少ないこと」、「他人に迷惑をかけないという思想」、「例え『死』に関することであっても、自分のことは自分でしたいという考え方」、「メディアによる宣伝の影響」を挙げた。
「反対意見を持つ日本の専門家も多い」として、親類や友人が死者を送りだす儀式である葬儀の伝統的な意味が、商業化された「終活」によって崩れかねないとの見方があることも伝えている。

中国国内の専門家が日本の「終活」について、死や葬儀を忌む観念の強い中国で普及することは難しいとするものの、「人生の後半においてどう生きるか考える、という点では中国人も参考にする価値がある」としたことを紹介。
「今の生活を大切にし、健康に気を付けるようになる。そして、あらかじめ死んだ時の準備をしておくことで、遺産を巡る親族どうしのトラブルを防ぐなど、気がかりなことを残さず最期を迎えられる」という意見も伝えた。

中国人は「死んでしまえばあとは好きにして」「自分はそんなに簡単に死なない」といった考えを持つ人も少なくない。
しかし、残される家族のためにも自分の死後どうして欲しいかについて、あらかじめ意思表示しておくべきではないだろうか。
遺影や骨壺を選ぶかはともかく、葬儀やお墓の費用分担、遺産相続という問題は、兄弟親族の関係を破壊する危険性を孕んでいるからだ。