2017年の観光産業はどうなる? 主力企業・団体の年頭所感!

2017年の観光産業はどうなる? ―主力企業・団体の「年頭所感」を整理してみた
(トラベルボイス 1月4日)
https://www.travelvoice.jp/20170104-80788


2017年を迎え、旅行・観光・IT関連の各社トップが年頭所感や新年のあいさつで今年の方針や決意を表明している。
2016年はインバウンドの拡大も定着。2017年も引き続き旅行・観光業への注目が高まることが期待され、その商機を逃さず成長するために、各社はさらに挑戦していく方針を示している。
年頭所感や挨拶のポイントをご紹介する。


【ポイント】
• 観光庁長官 田村明比古氏 ―2017年は「正念場」、観光の国際競争力の強化へ
観光政策の中長期的方針「明日の日本を支える観光ビジョン」を本格的にかたちにしていく「正念場」の一年になるとの決意を表明。

• 日本政府観光局(JNTO)理事長 松山良一氏 ―観光の力で日本をより元気に
インバウンドのさらなる拡大を目指し、地方への誘客や質の向上に向けた取り組みを強力に推進する方針を提示。
欧米豪市場からの誘客をはじめ、富裕層、訪日教育旅行の活性化による若年層の取り込みなどを強化。

• 日本旅行業協会(JATA)会長 田川博己氏 ―旅行会社の真価が発揮できる年に
「観光先進国を目指すこと」の意味や業界全体の方向性を明確にしていく一年になる。
「ツーリズムEXPOジャパン」の位置づけを再定義するほか、「海外旅行復活」「地方創生」などをキーワードとする活動などを継続して推進。
旅行会社が自ら真価を発揮できる仕掛けづくりをおこなう考え。

• JTB代表取締役社長 髙橋広行氏 ―環境変化への対応を強化、世界の競合対策も
昨年同様に市場拡大傾向が続くと予測。今後到来するさまざまな変化への対応強化を表明。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックも見据え、世界の競合対策も推進。

• HISジャパン プレジデント中森達也氏 ―最新技術の活用でタビマエ・タビナカ・タビアトのサービス展開へ
H.I.S.は「未来創造型企業」実現を目指し新たな価値創造に挑戦。
VRやAR、AIといった最新技術も活用しながらタビマエ・タビナカ・タビアトまでをカバーするサービスを展開。

• KNT-CTホールディングス代表 戸川和良氏 ―積極的な先行投資と事業シフトを
中期経営計画で成長領域と位置づける「訪日旅行事業」「地域誘客交流事業」「スポーツ事業」への積極的な先行投資と事業シフトをさらに推進。

• 日本旅行代表 堀坂明弘氏 ―新・中期経営計画のゴールに向け「強み」を確立
「いかなる状況でもチャンスを逃さず顧客ニーズをしっかりとらえる」ことの重要性を強調。

• 楽天 トラベル事業 髙野芳行事業長 ―アジアを牽引するOTAを目指して
ビッグデータを活用したマーケティング力などを強みに、2017年はさらに宿泊施設と利用者にとって効果的なサービス開発を推進。
高度なプラットフォームを通じてアジアのリーディングOTAを目指す。

• ヤフー執行役員 小澤隆生氏 ―プレミアム会員への新施策などで送客力最大化へ
「一休」「Yahoo! トラベル」の両システムの統合や決済サービス拡充などに加え、プレミアム会員への新施策も示す。

• エクスペディア・ジャパン 代表取締役社長 石井恵三氏 -インバウンド成長で「強化国」となった日本でさらなる拡大へ
インバウンドの成長で日本が「強化国」となるなか、さらなる成長へ意欲。

• Booking.com 北アジア統括ディレクター、ジェームス・ホワイトモア氏 ―世界の経験・知見を発揮するチャンス到来
2020年のオリンピック・イヤーやその後の日本市場は、同社がビッグイベントで培った知見・経験を発揮する大きなチャンスになると予測。

• リクルートライフスタイル執行役員 宮本賢一郎氏 ―需要創出からタビアトまで旅行の一連サイクルで貢献へ
3つの基本方針「需要にこたえる」「需要を創る」「地域を共に創る」に沿って、2017年も日本の魅力向上や需要掘り起こしを推進。
需要創出からタビアトまでを網羅する一連のサイクルで旅行市場活性化に貢献していく。