訪日外国人の消費総額が過去最高を更新、2016年は3.7兆円!

アに

(トラベルボイス 2017年1月17日)
https://www.travelvoice.jp/20170117-81450
2016年の訪日外国人の消費総額は3兆7476億円(前年比7.8%増)。一人当たりの旅行消費額は、前年の17万6168円から11.5%減の15万5896円。
訪日外国人数の伸びた(21.8%増の2403万9000人)から、一人当たりの旅行消費額が減っても消費総額は伸びたということだ。
「爆買い」は過渡的な現象に過ぎなかったのだろう。
「モノからコト」といわれて久しいが、本物を提供する時代にインバウンドビジネスも移ったということだ。
【ポイント】
2016年1年間での訪日外国人の消費総額は前年比7.8%増の3兆7476億円。過去最高を記録した。
一人当たりの旅行消費額は、前年の17万6168円から11.5%減の15万5896円(推計値)。
2016年は訪日外国人数の伸び(21.8%増の2403万9000人)と比較すると、旅行消費額の増加率は3分の1程度にとどまる。
中国の旅行消費総額が1兆4754億円で全体の39.4%を占めた。次いで台湾の5245億円で構成比14.0%、韓国が3578億円で同9.5%。

一人当たりの旅行支出が最も多いのはオーストラリアの24万7000円で前年比6.7%増。次いで、中国の23万2000円、スペインの22万4000円。
中国の一人当たり旅行支出は前年比18.4%減となっている。
「買い物代」が1兆4261億円(構成比38.1%)、「宿泊料」が1兆140億円(同27.1%)、「飲食費」が7574億円(同20.2%)と続く。
昨年は買い物代が前年比倍増を記録したがその伸びが鈍化。全体構成比でも4割以上を占めていたがその割合もやや縮小した。
その一方で、宿泊料金や飲食費、交通費が増加している。
2016年は旅行消費額が高い5市場(中国、台湾、韓国、香港、米国)において円高が進行。
現地通貨ベースで1人あたり旅行支出をみると、中国以外は前年比増。USドルベースでは0.8%減(日本円ベースでは11.5%減)に留まる。