訪日外国人の観光動態をGPSデータやSNS投稿から分析!

観光庁、訪日外国人の観光動態データを公表、GPSデータやSNS投稿を分析
(トラベルボイス 2017年2月1日)
https://www.travelvoice.jp/20170201-81855


観光庁が訪日外国人の動向を、携帯電話のローミングデータは約30万台などのビッグデータから分析している。
外国人が集中する地域は、東京と大阪と、他の分析結果とさほど変わらないが、訪日者の国籍により、訪問先の違いが正確に分かる点がビッグデータのメリットだろう。



【ポイント】
訪日外国人の観光動態を、携帯電話の基地局情報(ローミングデータ)やGPS情報、SNSへの投稿情報など収集データを分析した。

日本人と比較して外国人が集中する地域は、東京と大阪。
宿泊時間帯(04時台)では、両都市における集積比率は日本人が約16%に対し、外国人は約45%となった。

2016年1月は、東京から京都・大阪までのゴールデンルートへの集中がみられた。
また、広島市内で滞在が30分以上を超えた場所は、原爆ドーム、平和記念資料館、広島駅、宿泊施設周辺に集中。広島訪問前よりも訪問後のほうが、広島以北や以西など周辺地域に流動している。

SNS投稿情による発言を分析したところ、中国、台湾、香港、韓国からの旅行者は共通して「新宿」に関する投稿が最多。中国は「富士山」が2位、「銀座」が3位。「台湾」は「ミナミ(大阪)」が2位、「上野公園(東京)」が3位。韓国は「名古屋」が2位、「道頓堀(大阪)」が3位。
米国からの訪日客では、1位が「富士山」、2位が「新宿」、3位が「箱根」。

「食べる」に関する投稿では、中国と香港、韓国からの訪日客で最も多かったのは「ラーメン」。台湾は「ビール」、米国は「寿司」がトップだった。

「買う」に関する投稿では、中国の1位は「お菓子」、2位「コスメ」、3位「着物・浴衣」。香港は1位が「バッグ」、2位「本・ポストカード」、3位「おむつ」。米国はバッグのほかカメラ、着物・浴衣などが上位となっている。

今回調査は、2015年1月から2016年1月。ローミングデータは、訪日外国人データ数の約30万台、GPS情報は訪日外国人データ数のべ2万5000名について、移動状況や訪問回数、所在情報を収集。SNSでの投稿はのべ約11万6000件が対象となっている。