Googleの2016年インバウンド旅行関連の検索トレンド!

グーグルのインバウンド検索2016、滞在中の“瞬間的ニーズ”がトレンド、地名がさらにピンポイントに【ランキング】
(トラベルボイス 2017年1月26日)
https://www.travelvoice.jp/20170125-81864


2016年Googleのインバウンド検索では、日本を目的地とする旅行検索が前年比26%増となり、他国よりも高いそうだ。
アジア圏のモバイル比率は55%と高いせいか、今のいる場所から近い場所“near me(ここから近い)”の検索が増加しており、よりピンポイントの観光スポットや地名の検索が増えているという。
国内移動が増えていることから、“jr pass”(35%増)などの鉄道パスの検索も増えている。
訪日旅行目的では、「日本食を食べること」(70%)が2位の「ショッピング」(53%)を大きく引き離してきたのも「モノからコト」への移行を反映している。


【ポイント】
Googleの2016年インバウンド旅行関連の検索トレンドによると、日本を目的地とする旅行検索は前年比26%増となり、他の競合国よりも高い。
2016年の特徴として(1)訪問は地方へ、ピンポイントに、(2)検索場面は滞在中の瞬間的ニーズが増加、が見られるようになった。
滞在中、今自分のいる場所から近い場所を探す“near me(ここから近い)”検索が増加し、モバイル検索が前年比51%増、PCの約3倍になった。
到着後の“Things to do in 地名”(観光地で何をすべきか?)の検索も37%増加。
検索される地名は「東京」(24%増)や「日本」(21%増)よりも、「六本木」(79%増)、「お台場」(71%増)など、より細かい地名が増えた。
世界的にもモバイル利用が38%増と増えており、特に訪日者の多いアジア圏のモバイル比率は55%で、世界平均の43%を上回る。
身近にデバイスがあり、常に検索ができることで旅行計画から旅行の仕方が変わってくる。
時間をかけて準備をするのではなく、今の瞬間に必要な情報を集めて瞬間的な行動を行なっている。
インバウンドをビジネスに取り込むには、「マイクロモーメント」(消費者が意思決定を行なうタイミングを捉える)の重要性を強調する。
2016年の日本の地名検索ランキングを見ると、英語では1位が「東京」、中国語と韓国語では1位は「大阪」と、国によって訪問先が異なる。
訪日リピーターの多い中国語と韓国語では、九州や関西の地方都市や、「清水寺」「大阪城」など、ピンポイントな場所の検索も増加。
なかでも韓国では「登別」(258%増)、「有馬温泉」(132%増)など、具体的な温泉地名に対する検索が増えている。
国内の移動が増えていることから、英語では“jr pass”(35%増)“Japan Rail Pass”(25%増)、中国語では“jr東日本”(26%増)、“大阪周遊券”(35%増))などが見られるようになった。
訪日旅行の目的では「日本食を食べること」(70%)、2位「ショッピング」(53%)を引き離してトップ。依然として和食の人気が高い。
また、英語で5位の“Mochi”(55%増)は、餅でアイスをくるんだ商品が人気であるほか、中国語の5位の「肉じゃが」(11%増)、韓国語の2位の「うどん」(483%増)、7位の「あんぱん」(217%増)など、日本人が日常的に親しむ料理や商品に対する注目が高まっている。