訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備アンケート!

訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート

(観光庁 2017年2月7日)
http://www.mlit.go.jp/common/001171594.pdf
訪日外国人旅行者が『旅行中に困ったこと』を見ると、受け入れ環境は大幅に改善されているようだ。
「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」は、語学力の点から直ぐには改善が難しいだろうが、昨年の調査で最も多かった「無料公衆無線LAN環境」は46.6%は28.7%と大幅な改善になっている。
「多言語表示の少なさ・わかりにくさ(観光案内版・地図等)」も31.0%から23.6%に、「公共交通の利用」も25.6%から18.4%に改善されている。
「公共交通機関の利用」もほとんど問題がなくなったようだ。
訪日中に困った点は大幅に改善されているようだが、これで満足するのではなく、さらなる改善を進めてほしいものだ。
【ポイント】
『旅行中に困ったこと』 [()内は昨年の調査結果]
「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」 32.9%(35.7%)
「無料公衆無線LAN環境」 28.7%(46.6%)
「多言語表示の少なさ・わかりにくさ(観光案内版・地図等)」 23.6%(31.0%)
「公共交通の利用」 18.4%(25.6%)
「両替」 16.8%(10.2%)
「クレジット/デビットカードの利用」 13.6%(10.8%)
一方、「困ったことはなかった」は30.1%という。
『施設スタッフとのコミュニケーションで特に困った場所』
都市部(東京・名古屋・京都・大阪)の「飲食・小売店」23.1%、「鉄道駅・ターミナル」 12.2%
都市部以外の「飲食・小売店」18.2%
初回訪日者の都市部の「飲食・小売店」で困ったという回答が25.7%と、最も割合が高い。
『多言語表示で特に困った場所』
都市部では「飲食・小売店」21.5%、「鉄道駅・ターミナル」11.6%
都市部以外では「飲食・小売店」17.2%
コミュニケーションと同様に「飲食・小売店」で困ったケースが多い。

『無料公衆無線LAN環境』
前回の訪日時と比べて「かなり改善している」「多少改善している」は計60.5%であった。

「無料公衆無線LANを利用できなかった場所」は、「鉄道車内」24.7%が最多。「バス」19.5%、「鉄道駅構内」18.2%、「城郭・神社仏閣」17.4%
「無料公衆無線LANを問題なく利用できた」「不満はあるが利用できた」の合計は、「宿泊施設」70.6%、「空港・港湾ターミナル」66.1%

「利用したかったが利用できなかった」場所としては鉄道車内が24.7%と最も高い。
不満は、認証や利用登録など利用の手続きに関するものが多かった。
『公共交通機関の利用』
公共交通機関の必要がなかった数字を除くと、「問題なく利用できた」「不満はあるが利用できた」がほとんどを占め、「利用したかったが利用できなかった」は少数にとどまった。