訪日旅行の印象で悪かった点「当てはまるものがない」が最多!(5か国調査)

インバウンド旅行者の5か国比較、宿泊先から情報源まで傾向の違いが鮮明に ―リクルート調査

(トラベルボイス 2017年3月3日)
https://www.travelvoice.jp/20170303-82621
近年、ラグジュアリー層を狙った高級ホテルの建設が増えている。これまで超高級ホテルはほとんどなかったので、この需要の取り込みは間違いではない。しかし絶対多数の需要は、中価格帯、格安ホテル、民泊にあるようだ。
訪日中の良かった点は「おいしい飲食店の多さ」(49%)と食に関する評価が高い、一方、良くなかった点に「当てはまるものがない」(32%)との回答が最多になったという。これは嬉しい評価だ!
「公共交通の乗り方の利便性」(35.8%)、「公共交通機関の快適性(乗り心地、乗務員の対応)」(28.0%)と、公共交通の利便性向上が求められる。
また、「ネット環境の良さ」(28.6%)、「両替・ATM・クレジットカード等の利用しやすさ」(27.6%)もまだ改善していかなければならない。
【ポイント】
香港、シンガポール、アメリカ、オーストラリア、フランスの訪日旅行経験者の宿泊先で多かったのは、「中価格帯ホテル」(49.4%)、「高級ホテル」(33.0%)、「日本旅館」(23.8%)の順。
リピーターの場合は「リゾートホテル」の利用が多い傾向も確認された。
シンガポールは、「アパートメント、Airbnbなど一般住宅」(35%)が人気。
香港は、「格安ホテル」(30.0%)、「B&B、民宿、ペンション、ロッジ」(29.0%)などの割合が多い。
米国は、「高級ホテル」宿泊者の割合が他国と比較して多い傾向。
日本到着前に利用した情報源は、「宿泊施設ホームページ」(47.6%)、「検索サイト(Google、Yahooなど)」(47.0%)、「宿泊予約サイト(Booking.com、Expediaなど)」(46.0%)、「航空会社ホームページ」(43.6%)、「旅行会社ホームページ」(43.4%)の順となった。
香港は、利用する情報源が複数あるのが特徴で、「検索サイト」「宿泊予約サイト」などが6割以上となり、他国と比較して「SNS(Facebook、Twitter、Weiboなど)や個人のブログ」「テレビ番組」「新聞・雑誌」「旅行ガイドブック(Lonely Planetなど)」利用率も多い。
シンガポールは、「日本政府観光局ホームページ」「クチコミサイト(TripAdvisorなど)」の利用率が高い。

訪日中に良かった点は、「おいしい飲食店の多さ」(49%)、「地元の人のホスピタリティ」(43%)、「魅力ある飲食店の多さ」(43%)と続いた。
良くなかった点は、「当てはまるものがない」(32%)との回答が最多となった。
一方、「地元の人との多言語でのコミュニケーション」(19%)、「飲食店のスタッフの多言語での対応力」(19%)など、外国語対応に関する課題も浮き彫りになった。

「訪日旅行を楽しむために必要なサービス」として期待される対応は、「公共交通の乗り方の利便性」(35.8%)、「ネット環境の良さ」(28.6%)、「公共交通機関の快適性(乗り心地、乗務員の対応)」(28.0%)、「両替・ATM・クレジットカード等の利用しやすさ」(27.6%)といった滞在中の利便性向上に関する項目が上位になった。