外国人宿泊者数が4か月連続で前年割れ! -宿泊旅行統計(2016年12月速報)

外国人宿泊者数が4か月連続で前年割れ、年間では地方が2ケタ伸びに -宿泊旅行統計(2016年12月速報)
(トラベルボイス 2017年3月6日)

https://www.travelvoice.jp/20170306-84343
2016年12月の外国人の延べ宿泊数0.6%減の560万人泊。
訪日旅行者数が15.6%増の205万600人だったのに対し、宿泊者数は4か月連続のマイナスとなった。
一部は地方へ流れ、クルーズ船での宿泊もあるようだが、絶対数を見ると、宿泊旅行統計以外の場所に宿泊しているとしか見えない。
【ポイント】
2016年12月(第2次速報)の宿泊旅行統計調査によると、延べ宿泊数は前年比1.6%減の3935万人泊となった。
このうち日本人は1.8%減の3375万人泊で、2016年5月以来8か月連続の前年割れ。外国人は、0.6%減の560万人泊。
訪日旅行者数が15.6%増の205万600人の2ケタ増だったのに対し、宿泊者数は4か月連続のマイナスとなった。

外国人宿泊者数の伸び率は、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫)では1.9%減の323万人泊。
地方部では1.3%増237万人泊となり、地方の伸びが都市部を上回った。
地方部は前年に235万人泊に達しており、伸びは鈍化している。

客室稼働率は全体で57.0%。
80%超の施設は、シティホテルで6か所(1か所減)、ビジネスホテルが3か所(4か所増)、リゾートホテルが1か所(2か所)となり、減少傾向にある。
都道府県別で見ると、大阪府がリゾートホテル(92.0%)、シティホテル(89.2%)、ビジネスホテル(84.2%)で、全国で最高値となった。
2016年年間値では、延べ宿泊者数は前年比2.0減の4億9418万人泊。
このうち日本人は3.5%減の4億2330万人泊、外国人は8.0%増の7088万人泊。
外国人は調査開始以来の最高値になったものの、伸び率は3~4割増前後で推移していたこの数年の推移に対し、1ケタ成長にとどまった。
延べ宿泊者数全体に占める外国人の割合14.3%に広がった。

宿泊者数を都道府県別でみると、トップ3は東京(3.2%減の5720万人泊)、北海道(5.8%増の3448万人泊)、大阪(3.5%増の3142万人泊)の順。
前年比の増加率が最も高かったのは、宿泊者数沖縄県の10.6%増で、宿泊者数も2220万人泊と全国4位になった。
また、外国人の宿泊地を見ると、三大都市圏の4.8%増の4243人泊に対し、地方部は13.2%増の2845万人泊で、2ケタ成長となった。