台湾に日本好き・親日な人が多い5つの理由!

台湾に日本好き・親日な人が多い5つの理由

(IRODORIインバウンドニュース 2016.12.13)
https://irodori2u.co.jp/k00200/
『KANO 1931海の向こうの甲子園』は2014年の台湾映画で、日本では2015年1月24日に公開された映画があります。
日本統治時代の台湾から甲子園に出場して決勝にまで勝ち進んだ、日本人、台湾人(中国大陸から移住した漢人)、台湾先住民による「嘉義農林学校野球部」<KANO>の活躍を描いた、実話をもとにした物語です。
八田與一(はった・よいち)という日本人の設計によるダム建設が伝説になっています。台湾の元総統・李登輝氏も『台湾の大恩人』と紹介するほどの人物で、正式名称「烏山頭ダム」は「八田ダム」とも呼ばれています。
戦争は悲劇も多く生み出していますが、台湾の統治時代の日本人の接し方が素晴らしかったのだと思います。
そして今、訪日してくださる台湾人の方も多い… さらに日本のファンになっていただきたいものです。

IRODORIのインターン生の台湾人のシュさんが、「台湾人が日本好き・親日な5つの理由」を紹介しています。
1. 日本統治時代の影響

2. 90年代のメディアの影響
3. 産業においてのお手本
4. 距離が近い
5. 日本人に親台の人が多いから
【ポイント】
1. 日本統治時代の影響
日本は日清戦争で清朝(当時の中国)に勝利したことで、台湾を割譲されました。そして統治時代は1895年〜1945年の50年も続きます。
お年寄り世代の人たちは「日本による統治によって台湾が近代化した」と考えている人も多いことから、シュさんのような若い世代にもその想いが伝わっている。
日本の統治時代、日本人はとっても怖かったそうです! でも、それは「台湾人をいじめる怖さ」とかではなくて「学校など教育の場で指導するための必要な怖さだった」と言っている。
その影響で私のお婆さんは今でも日本語を話すことができる! 
2. 90年代のメディアの影響
1980年代後半頃から日本のテレビ番組やドラマ、アニメが字幕付きでたくさん放送されていた。
テレビ番組で言えば「ミュージックステーション」「学校へ行こう!」「どっちの料理ショー」など、ドラマで言えば「東京ラブストーリー」「ごくせん」「ロングバケーション」など、アニメで言えば「アルプスの少女ハイジ」「ドラえもん」「ドラゴンボール」など日本人にとっても馴染みのある番組ばかりです。
90年代に日本のファッション雑誌(ViVi、mina、withなど)も台湾で売られ始めた影響で日本のファッションに憧れる若者が増えたそうです。
服屋さんでも「日系穿搭(日本スタイル)」と書かれたPOPがたくさんあった。
シュさんの世代では「森ガール」「原宿系」「(109を代表する)ギャル系」がブームになった。
これらの日本文化に影響を受け「日本オタク」となった人たちは「哈日族(ハーリージュー)」と呼ばれるんだそうです。
3. 産業においてのお手本
日本による統治時代や、日本が第二次世界大戦に敗戦した後の高度経済成長も含めて台湾にとって日本は学びの対象だと言います。
「日本の製品=高品質の高級品」というイメージがあるそうです。
台北市にある高島屋は、みんなから「貴婦百貨(貴婦人百貨店)」と呼ばれている。
4. 距離が近い
「距離が近い」ので、私たちが台湾へ気軽に行けるのと同様に台湾から日本へも来やすい。
旅行を通じて日本の食や自然、人などに触れた人たちが、その体験をSNSやクチコミでシェアすることで日本に興味を持つ人がさらに増えている。
台北市から東京までの飛行時間は約3時間、大阪までは約2.5時間、福岡まで2時間、沖縄まで1.5時間。
5. 日本人に親台の人が多いから
日本人も台湾が好き・親台な人が多いことが理由のひとつに挙げられる。
「どこの国から来たの?」と聞かれて「台湾です」と答えると、親しく話してくれたりサービスをしてくたりしたのがとても嬉しかった。
東日本大震災と台湾と言えば、台湾から総額280億円もの義捐金があったことで、台湾人の思いやりと優しさに心から感動した人も多い。
日本人スタッフが彼女たちが台湾人だと知ると「東日本大震災の時は日本を助けてくれて本当にありがとう。私は日本人の代表ではないけれど、あなた達に心から感謝の気持ちを伝えたいんです。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げられたそうです。