台湾人にとっての”インフルエンサー”の重要性!

台湾人にとってのインフルエンサーの重要性とは
(IRODORIインバウンドニュース 2017.03.22)
https://irodori2u.co.jp/k00218/


”インフルエンサー”とは、影響力の強い人を指し、最近、特にインターネットで強い影響力を持つ人を指します。”KOL”(Key Opinon Leader)は、影響力のあるブロガーなどを指す言葉で、最近、この言葉もよく使われます。
台湾のケーブルテレビは普及率が85%に達しているので、海外コンテンツを視聴することが多く、地上波放送を見る人が少ないから、台湾独自のコンテンツの制作が少なくなり、日本と事情が違うようです。
情報の伝達手段が異なれば、そこに求められるコンテンツも違ってくるのも当然といえます。
現地のKOL(ブロガー)やインフルエンサーを招聘して、観光地の魅力を語ってもらう手法が高い効果を生む由縁です。


【ポイント】
日本のインフルエンサーと言えば真っ先に思い浮かぶのが「芸能人や有名人」です。台湾は日本に比べて「自国の芸能人」が少ない。
台湾ではほとんどの家庭でケーブルテレビに加入しているため、日本に比べて国内の地上波放送を見る機会が極端に少ない。
世界的に見れば日本のテレビ文化が特殊だ。
2004年にNHK ONLINEで掲載されたデータによると、「台湾のケーブルテレビの普及率は85%」まで達している。
台湾は普及率が85%に達したケーブルテレビに広告市場を奪われ、テレビ広告の収入に占める地上局(公共テレビを除く4局)のシェアは28%。
台湾では、視聴者が海外コンテンツばかり消費してしまうようになり、国内テレビ市場は縮小した。
放送局が作るコンテンツレベルへの不満もある。それによって台湾人の芸能人の需要がさらに減少した。

化粧品などのCMは、日本の芸能人の起用が効果的だが、旅行のCMで、外国人起用しても効果は限定的。
価値が高いのは、「台湾人が実際に行って良かったと感じた情報」を伝えること。

「行きたい!」「見たい!」「食べたい!」のような興味をいかに高めれてくれるか、または「この情報があれば安心して旅行できそうだ」「旅行中のトラブルもこの情報のおかげで助かった」というお役立ち度の方が重要。
「台湾人 × 実体験をもとにした情報」の重要性が高い。
たまたま見た「日本の情報」に興味を持って「この機会に日本へ行ってみようかな〜」「久々に日本へ行こうかな〜」と思う人が多い。

観光客の行動について「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」という表現が使われる。
インフルエンサーの役割を理解する上では、「旅マエ」のさらに前段階を考えることが重要になる。
台湾は一時期「Facebookの利用率世界一」を誇っていたほどSNS好きなので、SNSで興味関心が高まることはごく自然な流れ。

インフルエンサーを招待して情報発信してもらう「ファムトリップ」が増えているが、招待する側が「インフルエンサーは影響力があるはずだから」という依存的な考え方でいると、期待した効果が得られない可能性がある。

インフルエンサーにも得意分野や活躍しやすいフィールドがある。
ステージやフェーズに合った情報をインフルエンサーに発信してもらうことで、効果を最大化し、Win−Winな関係を築ければベスト。