訪日外国人の移動実態が明らかに!(JR東日本とNTTデータ)

訪日外国人の移動実態が明らかに、JR東日本とNTTデータがデータ公表、入国地や国籍で移動の違い鮮明
(トラベルボイス 2017年4月21日)
https://www.travelvoice.jp/20170421-87449


このデータは凄い! 訪日外国人の移動実態がかなり正確にわかる。
JR東日本・NTTデータ「訪日外国人旅行者移動実態調査結果」をご覧ください。
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170412.pdf
“いつ” “どんな人が” “ドコから” “ドコに” 動いたかが分かる。ビッグデータの重みを感じるデータです。
広域移動ではNTTデータの訪日外国人約500万台の携帯電話のデータを基にしており、法務省の出入国管理データとの誤差が少ない。

入国者数、滞在数、出国数を関東と近畿をピックアップすると
全入国者550.7万人のうち、関東における入国249.7万人(45.3%)、滞在268.6万人(48.8%)、出国251.9万人(45.7%)
全入国者550.7万人のうち、近畿における入国159.1万人(28.9%)、滞在204.0万人(37.0%)、出国158.4万人(28.8%)

入国者のうち、狭域旅行、広域旅行、戻って出国、異動先から出国
関東に入国253.0万人のうち狭域旅行156.8万人(62.0%)、広域旅行96.2万人(38.0%)、戻って出国68.7万人、異動先から出国27.5万人
近畿に入国160.7万人のうち狭域旅行113.6万人(70.7%)、広域旅行47.1万人(29.3%)、戻って出国19.4万人、異動先から出国27.7万人

近畿地方における国別の動向は、
中国が入国45.6万人(32.8%)、滞在69.2万人(49.8%)、出国44.8万人(32.3%) (滞在2位)
韓国が入国44.8万人(36.4%)、滞在46.0万人(37.4%)、出国44.8万人(36.4%) (滞在1位)
台湾が入国32.1万人(29.9%)、滞在33.8万人(31.5%)、出国32.0万人(29.8%) (滞在2位)
香港が入国15.3万人(30.7%)、滞在17.0万人(33.9%)、滞在17.0万人(33.9%) (滞在2位)
タイが入国3.4万人(23.4%)、滞在4.2万人(28.6%)、出国3.4万人(23.3%)       (滞在2位)
アメリカが入国3.0万人(9.0%)、滞在7.4万人(22.0%)、出国3.2万人(9.5%)     (滞在2位) (関東入国28.8万人(86.1%))


【ポイント】
JR東日本とNTTデータは、訪日外国人旅行者の移動実態に関する共同調査を実施した。
広域移動が多いのは関東と近畿からの入国者。これに対して、区域内の狭域移動は北海道や沖縄、九州の入国者が多い。
中国、米国、フランスからの旅行者は広域移動の傾向が高く、滞在する都道府県の数が多い。
台湾や香港は地方への分散傾向がみられるが、韓国は移動傾向が低い。

関東への入国者のうち域内移動は62.0%、広域移動は38.1%。広域移動をして、移動先から出国した人は10.9%だった。
関東からの移動先で多かったのは、近畿(35.8万人)、東海(30.1万人)、信越(9.6万人)、北海道(7.2万人)、中国(7.1万人)の順。
滞在した都道府県の数は、1人当たり2.9人だった。

広域移動での交通機関の利用率では、中国は飛行機(55%)、新幹線(46%)、バス(34%)の順に対し、米国は飛行機(37%)、新幹線(38%)、バス(33%)と、いずれの割合に大差がなかった。

利用データは、広域移動実態調査ではNTTデータの訪日外国人約500万台の携帯電話運用データで、2016年6~8月分を集計。
狭域(首都圏)移動実態調査は、NTTアド提供の観光アプリ「Japan Travel Guide」のGPSデータを使用した。
訪日中の移動・公共機関の利用状況に関するウェブアンケート調査は、中国、韓国、台湾、香港、米国の5か国地域の訪日旅行経験者を対象に実施した。